メディア

タカラトミーが新型ロボット「Robi jr.」を発表――その特徴は？：約1000フレーズの会話（3/3 ページ）

» 2014年10月16日 07時34分公開

[ふじいりょう，Business Media 誠]

　デアゴスティーニとのコラボに踏み切ったことについても、「一昨年話題になった段階で社内でも『かわいい』と買っているスタッフが何人もいた。自社オリジナルよりも、お客さんに分かりやすいキャラクターになるのでは」（木村氏）と話し、購買層として小学生以上の子どもだけでなく子育てが終わったシニア層も視野に入れていくとしている。

　今回「Robi jr.」に加えて、コインを入れると話しかける貯金箱「Robi おはなしBank」と「Robi ぬいぐるみ」もタカラトミーから2014年1月24日に発売する。デアゴスティーニからは、フジミ模型によるプラモデル「プラRobi」も2014年10月27日に発売されるなど、ライセンスを拡大していきたい意向。「Robiを買ってくれた人はもちろん、テレビCMをきっかけに興味を持ってくれた人にも手に取ってほしい」（森氏）とし、人気キャラ「Robi」を使っての横展開に意欲を示した。

Robiの「おはなしBank」（左）と「ぬいぐるみ」（右）

なぜガンダムは海外で人気がないのか
30周年を迎え、お台場のダイバーシティではアトラクションも作られているガンダム。しかし、日本に比べ、海外ではそれほど人気はない。ガンダムに限らず、ロボットアニメが海外で受け入れられない背景には“フランケンシュタイン・コンプレックス”があるという。
山口百恵「赤いシリーズ」のDVDが売れている――なぜ？　講談社の人に聞く
山口百恵さんが出演している「赤いシリーズ｣のDVDが売れている。ドラマが放送されたのは30年以上も前なのに、なぜヒットしているのか。DVDの販売を手掛けた講談社の担当者に話を聞いた。
ソフトバンクの人型ロボット「Pepper」――今、人工知能で人の感情はどこまで分かるのか？
ソフトバンクがパーソナルロボット「Pepper」を発表した。感情認識機能が目玉のようだが、実際にロボットは人間の感情を認識できるのだろうか。
ロボット化が進めば、中間層はどうなるのか
「人間がロボットに支配される」――。こんな話を本で読んだり、映画で見たことがある人も多いだろう。ロボットの性能が向上しているが、このまま進化していけば人間はどうなってしまうのだろうか。
徹底した事前リサーチが鍵――デアゴスティーニの「パートワーク」ビジネス
毎週雑誌を買いそろえるとカジュアルな百科事典や大作プラモデルが完成する――“パートワーク”というスタイルで雑誌を発行するデアゴスティーニ。一般的な雑誌出版社とはどこが違うのかを聞いた。