クルマの維持費、負担に感じるのは「燃料代」――過去4年で20ポイント上昇(1/2 ページ)

» 2014年10月01日 15時10分 公開
[Business Media 誠]

 ガソリン代、車検代、税金……クルマを維持するには、どのくらいの費用がかかっているのだろうか。自家用車を保有していて、月に1回以上運転する男女に聞いたところ、1カ月当たりの平均額は1万5800円であることが、ソニー損害保険の調査で分かった。

 クルマのボディタイプ別でみると、軽自動車(平均1万2700円)やコンパクトカー(1万5500円)は低いが、SUV・クロスカントリーは(2万3900円)は高い傾向がうかがえた。

クルマ、1カ月当たりの維持費(出典:ソニー損害保険)

 クルマの維持費で負担に感じるものを聞いたところ「ガソリン代、燃料代」(70.1%)が最も多く、次いで「車検、点検費」(67.8%)、「自動車税、軽自動車税」(62.1%)と続いた。過去4回(2010年〜2013年)の調査結果と比較すると、「ガソリン代、燃料代」を負担に感じる割合は年々増加しており、昨年(66.5%)から3.6ポイントの上昇、4年前(50.0%)からは20.1ポイントも上昇している。

 また、昨年まではクルマの諸経費の中で最も負担に感じられていた「車検、点検費」は4年前(65.3%)から横ばいで推移していて、今年「ガソリン代、燃料代」が「車検、点検費」を追い抜き、最も負担に感じられている費用になった。

「ガソリン代、燃料代」を負担に感じている人が増えている(出典:ソニー損害保険)
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