スマホ満足度ランキング、2位アップル、1位は?(1/2 ページ)

» 2014年09月30日 11時59分 公開
[Business Media 誠]

 デザイン、機能、メーカー、ディスプレイサイズ、基本性能、バッテリーの持ち、価格、アクセサリの豊富さ、通信速度、通信エリア、通信キャリア……。街中、駅、列車内で、今や多くの人が手放せないものとして使用しているスマートフォン。近年はその激しい競争により国内メーカーの統合や再編が進んだものの、店に並ぶ機種が多種多様で、それぞれ特徴がある状況はあまり変わらない。あなたはなぜその機種を買ったのか。それぞれ、何らかの意識を持ってその機種を選んだことだろう。

 オリコンが9月29日、2014年度オリコン顧客満足度ランキング「携帯メーカー」「携帯端末」の結果を公表。メーカー、機種の満足度ランキングとともに、利用者が主に何を望み、機種を選定しているかその分析を行った。

 2014年度調査の総合1位は富士通。満足度72.21点を得て、「バッテリーの持ち」「通話品質」の項目で1位、ほかすべての項目でベスト5に入った。利用者は特にバッテリー性能を重視する傾向があるとし、富士通製端末は容量の多さ、独自技術の省電力性能などの高評価から、調査メーカーの中で唯一70点台に達する高い満足度を得た。最重視項目の点数の差が総合上位3社の総合順位を分けた要因となった。

photo 2014年度オリコン顧客満足度ランキング携帯メーカー 総合(出典:オリコン)

 総合2位は満足度71.56点のアップル。「端末デザイン・質感」「動作速度」「カメラの使いやすさ」の項目で1位となり、日常的にスマートフォンで使用する機能の項目で高い満足度を得た。

 総合3位はメニュー設定の分かりやすさ、端末サイズ、ディスプレイなど5項目で1位、総合満足度70.41点を得たLGエレクトロニクス。次いで4位にシャープ、5位にソニーモバイルコミュニケーションズが入った。

photo 2014年度オリコン顧客満足度ランキング携帯メーカー 項目別(出典:オリコン)
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