関西ではモノよりもお金? 職場での“付き合い習慣”(1/2 ページ)

» 2014年09月22日 13時23分 公開
[Business Media 誠]

 ビジネスパーソンなら知っておきたい常識のひとつが「冠婚葬祭」にまつわるお金のマナー。結婚式のご祝儀、葬式のお香典の相場はどのくらいなのだろうか。

 首都圏または関西圏に住む男女に聞いたところ、結婚式に出席した場合、ご祝儀の平均相場(中央値)は「3万円」であることが、マネースクウェア・ジャパンの調査で分かった。上司、部下、同僚など、相手の立場に関係なく、全体の7割近くの人が「3万円」と回答。

 一方、葬儀に参列した場合のお香典の平均相場(中央値)は「5000円」。上司、同僚、部下などの近い関係の場合と、社員の家族や取引先の場合とでは、若干の差はあったものの、全体の4〜5割が「5000円」が妥当であると考えているようだ。「どちらも年代やエリアによる違いは見られず、ご祝儀、お香典の相場感覚は多くの人に共通していた」(マネースクウェア・ジャパン)

(出典:マネースクウェア・ジャパン)

職場での“付き合い習慣”

 職場ではどんな“付き合い習慣”があるのだろうか。関東・関西のエリア別で職場の付き合い習慣を見たところ、どちらも1位は「結婚祝い(出席できない場合)」(関東76.0%、関西85.5%)、次いで「出産祝い」(57.0%、60.0%)、「退職祝い」(50.5%、45.5%)という結果に。

 東西の習慣の違いを見ると「結婚祝い」では関西エリアのほうが1割ほど多かったが、「誕生日祝い」については関東エリアのほうが1割ほど多い。「人生の一大イベントである結婚と、毎年やってくる誕生日。関東・関西で、それぞれとらえ方に若干の違いがあるようだ」(マネースクウェア・ジャパン)

あなたの職場ではどんな“付き合い習慣”がありますか? (出典:マネースクウェア・ジャパン)
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