弊社の女性スタッフが、このほどめでたく懐妊しました。それはおめでたいことなのですが、大変なのが“つわり”だそうです。食欲がなくなるのはもちろん、調理する際のにおいさえもキツイとのこと。男性にはなかなか理解できないことですが、「常に二日酔い状態」と言われて、なんとなく納得。
それなら、家での食事は惣菜や弁当ですませればいいのでは、と思いましたが、みそ汁のダシも昆布と鰹節と煮干しから取るほど食生活にこだわりがあり、「これまでのスタイルを変えたくない!」との弁。
「よーし。そこまで言うのなら、われわれが得意な家電で解決しようぜ」ということで、女性スタッフに「つわりの時期に欲しい家電製品」をピックアップしてもらいました。
家電メーカーによる炊飯器の発表会でも、“妊婦さんは炊飯時のにおいがダメ”という説明が何度もされ、弊社の女性スタッフも知識としては持っていましたが、妊娠の経験がないので半信半疑だったようです。
いざその身になってみると、「本当につらくて、留守中に炊き上がっているようにタイマー炊飯していても、それでも家に帰るとそれなりに残り香があるのがイヤ。そもそも、朝の出勤準備でバタバタと忙しいときに、夜のお米をセットするのもつらい」とのこと。
結局、帰宅してからご飯を炊くのですが、炊飯のにおいに我慢できずにキッチンから退散――。夕飯の用意が進まないことも少なくないようです。
そこで突如欲しくなったのが「蒸気レス炊飯器」。現在、三菱電機と日立の2社が販売しています。
三菱の蒸気レスIHジャー「NJ-XW105J」は、タンクに入れた水に炊飯中の蒸気を注入することで、外部に水蒸気を出さない仕組み。
日立の「RZ-VW3000」は、内蓋の中に蒸気を溜め、蒸らし時や保温時に釜に戻す仕組みです。
女性スタッフが「“数年後に苦しむことになるから、蒸気レス炊飯器を買いなさい”と、新婚当時の自分に言ってやりたい」とくやしがるほど、妊婦にとって蒸気レス炊飯器はマストアイテムのようです。
蒸気レス炊飯器の利点はもう1つあります。子供が生まれ、成長して、あちこち動き回るようになっても、蒸気レスモデルならば高温の水蒸気が噴出されないので、子どもがうっかりさわってやけどする、という事故を防げます。
また、炊飯の蒸気はキッチンの室温を上げる要因にもなります。冬なら気になりませんが、夏の暑さが厳しい時期はつらいです。室温の上昇が抑えられるのも、蒸気レスモデルのメリットです。
こうしてみると、蒸気レス炊飯器は会社の部下や自分の子どもの結婚祝いに適する家電とも言えます。これから結婚を控えている男性諸君も、新婦に高級炊飯器をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。美味しい食卓は家庭を明るくしますよ。(近藤克己)
※この記事は、誠ブログの「男性にも知ってほしい"つわり家電"その1――炊飯器は絶対「蒸気レス」」より転載、編集しています。
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