調査リポート
» 2014年08月07日 07時00分 UPDATE

オープンな10代とクローズな30〜40代:Facebookでシェアする“ネタ”、性年代別で大きな違い? (1/2)

スマートフォンの普及に伴い、LINE、Facebook、TwitterといったSNSの利用者も増えている。複数のSNSを目的別に使い分ける人もいるが、特にFacebookは年代によって使い方が異なるという。NTTアド調べ。

[池田憲弘,Business Media 誠]
photo 主なSNSの共有情報の内容(出典:NTTアド)

 LINE、Facebook、Twitter――スマートフォンの普及とともにこうしたソーシャルメディアの利用率も急速に高まってきた。複数のサービスを使い分けている人もいるだろう。NTTアドがこの3サービスを利用しているユーザーに対して調査したところ、各サービスごとに投稿する内容や、交流する人の傾向に差が見られたという。

 各サービスでどのような人と交流しているか? という問いに対し、LINEの利用者は「学生時代の友人や知人」が59.7%、「家族や血縁関係にある人たち」が50.3%と、関係性の深い他者が半数を超えている。特に他サービスに比べて、家族間のコミュニケーションツールとして利用している人が多い。一方、FacebookはLINEと似た傾向があるものの、親族については25.2%とLINEの半分程度にとどまっている。

 Twitterについては知人、友人の割合がほかの2サービスに比べて低く、「特定の人ではなく、フォローした(された)さまざまな人たち」といった、顔見知りではない他者が41.7%と最も高くなり、「同じ趣味や嗜好を持つ人たち」も36.3%と高い割合になった。

共有する“ネタ”にも差がある

photo 主なSNSの共有情報(出典:NTTアド)

 共有する“ネタ”にも各サービスで差がある。Facebookユーザーは「自分で撮影した動画や画像」が19.7%と最も高く、「自分の日々の行動記録」18.5%、「旅行記」15.2%と続いた。主にプライベートな話題がシェアされているが、「自分で撮影した動画や画像」は投稿の閲覧制限や申請制限を設けている人と、制限を設けない人の間で17ポイントの差が出ている。公開範囲によってシェアするネタを使い分けている様子がうかがえる。

 一方、Twitterユーザーは行動記録や撮影した動画といったコンテンツのほかに、「特定、特殊な分野の趣味や嗜好に関する情報」が21.0%と多く、「ニュースや記事で取り上げられるような話題性のあるできごと」12.7%、「テレビ・雑誌・新聞・ラジオの内容」10.9%といった、マスメディアが発信する情報も多い。「FacebookとTwitterで比べると、前者では人間関係を軸にネタがシェアされており、後者では共通の興味関心を軸にネタがシェアされている」(NTTアド)

 LINEでシェアされるコンテンツの上位は「自分で撮影した動画や画像」10.9%、「飲み会や食事会の情報」10.8%、「自分の日々の行動記録」10.5%となった。「大半が、仲間同士での会話の延長にあることが分かる。ネタをシェアし合うツールというよりは、コミュニケーションツールという意味合いが強いようだ」(NTTアド)

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