SNSの利用度、日本は49カ国(地域)の中で最下位

» 2014年07月31日 10時16分 公開
[Business Media 誠]

 TwitterやFacebookといったSNSを利用している人はどのくらいいるのだろうか。49カ国(地域)のインターネットユーザーの中でSNSを利用する」(毎日+週に1度+たまに)と答えたのは、日本が最も少なく66.5%であることが、カンター・ジャパンの調査で分かった。

 49カ国(地域)の中で、SNS利用者が最も多かったのは「インドネシア」で98.5%。次いで「ロシア」(97.0%)、「メキシコ」(96.1%)、「南アフリカ」(95.7%)、「エジプト」(95.6%)と続いた。

SNS利用度(出典:カンター・ジャパン)

 「SNSを利用しない」と答えた人に、今後SNSの利用に関心があるかどうかを聞いたところ、日本で「関心がある」と答えたのは、わずか1.8%だった。

写真などをアップしている人の割合

 写真、動画、音楽をネット上にアップロードしている人はどのくらいいるのだろうか。「アップロードする」(毎日+週に1度+たまに)と答えたのが最も多かったのは、「ロシア」で89.4%。次いで「フィリピン」(89.3%)、「マレーシア」(87.2%)、「イタリア」(85.8%)、「アラブ首長国連邦」(85.4%)と続いた。逆に、最も少なかったのは「日本」で38.0%だった。

 写真、動画、音楽をネット上にアップロードしない人に、今後の利用に関心があるのかどうかを聞いたところ、日本で「関心がある」と答えたのは9.3%だった。

写真などをアップしている人の割合(出典:カンター・ジャパン)

 この調査結果を受け、カンター・ジャパンは「SNSを利用しないユーザー(日本)の中で、今後の利用を考えている人は少ない。なので、今後SNSの利用者が飛躍的に伸びるとは考えにくい」とコメントした。

 インターネットによる調査で、16〜65歳のインターネットユーザー5万5000人(日本人は996人)が回答した。調査時期は3月から6月まで。

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