高年収の人で「起業したい」「副業したい」と考えている人はどのくらいいるのだろうか。平均年収1072万円のビジネスパーソンに聞いたところ、「将来起業する意志がある」と答えたのは76%、現職で副業が認められていないのにも関わらず「副業が認められた場合、副業したい」と答えたのは81%に達していることが、ビズリーチの調査で分かった。
「現在副業している」人は16%、「過去に副業したことがある」人は23%。経験者に副業をする理由を聞いたところ「起業や独立の準備をするため」と答えた人は31%だった。この結果を受け、同社の多田洋祐事業部長は「経済産業省は会社員が職に就いたまま起業を準備できるように『兼業・副業』のガイドラインを年内にも策定すると言われている。人材の流動化がさらに進むとされている日本において起業も職業選択におけるひとつの選択肢としてなっていくだろう」としている。
副業経験者はどのくらい稼いでいるのだろうか。1カ月の収入を聞いたところ「5万円未満」(49%)がトップ。次いで「5万円以上10万円未満」(25%)、「10万円以上20万円未満」(14%)と続いた。
起業するとした場合、どんな課題があると思いますか? この質問に対し「資金調達」(80%)を挙げる人が最も多く、次いで「優れたアイデア」(52%)、「家族の理解」(28%)、「届出などの各種手続き」(26%)と続いた。
インターネットを使った調査で、平均年収1072万円のビジネスパーソン1410人が回答した。調査期間は6月23日から27日まで。
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