調査リポート
» 2014年07月08日 14時05分 UPDATE

中小企業の64.2%が「賃上げ」――産業別でみると (1/2)

景気回復の影響を受け、「給与がアップした」といった声を聞くことが多くなったが、中小企業で働く人たちはどうなのか。東京商工リサーチが調べたところ、64.2%が賃上げを実施していることが分かった。

[Business Media 誠]

 アベノミクス、株高、円安などの影響を受け、大企業で働く人たちからは「給与がアップした」「夏のボーナスもアップした」といった声をよく聞くが、中小企業はどうなのか。東京商工リサーチが調べたところ、この春に賃上げをした中小企業は64.2%であることが分かった。

 「6割を超えているのか。多いなあ」と思われた人もいるかもしれないが、経済産業省が行った調査(5月30日)によると、大企業でこの春に賃上げを実施したのは99.2%。雇用のすそ野の広い中小企業でも賃上げの動きは広がってきているが、大企業との差はまだまだあるようだ。

yd_money1.jpg (出典:東京商工リサーチ)

 賃上げを実施した中小企業(2132社)を詳しくみると、「定昇&ベースアップ」が430社(20.1%)が最も多かった。次いで「定昇のみ」419社(19.6%)、「定昇&賞与・一時金」413社(19.3%)と続いた。「定昇&ベア&賞与・一時金」の“高待遇”企業も382社(17.9%)あった。賃上げを実施した企業のうち、1644社(77.1%)が「定昇」を中心にした賃上げで、「賞与・一時金」のみは69社(3.2%)にとどまった。

yd_money2.jpg (出典:東京商工リサーチ)
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