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» 2014年06月27日 07時00分 UPDATE

昼食代、飲み代もわずかに上昇:サラリーマンの小遣い、アベノミクスの恩恵ナシ? 回復傾向も増額わずか

ビジネスパーソンは1カ月にどのくらいの小遣いをもらっているのか。新生銀行が調査したところ、平均は3万9572円だと分かった。アベノミクスで株価は上昇しているものの、サラリーマンのお小遣いへの影響は小さいようだ。

[Business Media 誠]

 ビジネスパーソンは1カ月にいくら小遣いをもらっているのか。全国のサラリーマンに聞いたところ、男性社員の平均は3万9572円であることが新生銀行の調査で分かった。2013年に比べて1125円増えたものの、バブル崩壊後ワースト4位の低水準となっている。

 アベノミクスの影響で、2013年12月31日の日経平均株価終値は2012年(1万395円)を大きく上回って1万6291円となったが、小遣い額は約2.9%の上昇にとどまっており、新生銀行は「小遣い額の増加は消費増税による物価上昇によるところが大きいようだ。アベノミクスがサラリーマンのお小遣いに与える影響は限定的」とコメントしている。

photo サラリーマンの小遣い額の推移(出典:新生銀行)

 年代別でみると、50代が一番高く4万2110円、30代が3万7145円と最も低くなった。2013年と比較すると、30代〜50代の小遣い額が上昇する一方で、20代のみ615円は下がっている。「2012年に50代のお小遣い額が20代よりも上回って以降、世代格差が広がる傾向にある」(新生銀行)という。

photo 年代別の小遣い額(出典:新生銀行)

昼食代、飲み代もわずかにアップ

 お小遣いの増加に伴い、男性会社員の1日あたりの昼食代は、2013年(518円)より23円上がって541円となった。2年連続で上昇しているものの、「依然として500円+消費税(40円)の範囲で収まるワンコインランチの傾向が続いている」(新生銀行)。

photo 1日あたりの昼食代(出典:新生銀行)

 同様に、1カ月の飲み代も2013年(7689円)よりも770円上がって8459円となった。とはいえ、リーマンショック前(2008年、1万7672円)に比べると約半分程度の水準だ。1カ月で飲む回数の平均は2.4回と、2013年よりも増加傾向にあるという。1回あたりの飲み代の平均は3483円で、2013年からほぼ変化はなかった(9円増加)。

photo 1カ月あたりの飲み代(出典:新生銀行)

 インターネットによる調査で、全国のサラリーマン2378人(うち男性1574人、女性704人)が回答した。調査期間は2014年4月23日から25日まで。

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