コラム
» 2014年06月23日 09時37分 UPDATE

サカタカツミ「新しい会社のオキテ」:中堅社員の心を折らないために、上司がやるべきこととは何か (1/3)

前回のコラムで「『自分で考えろ』と若手社員を突き放す上司が、“仕事ができない若手”を作り出している」と書きました。今回はその続き。上司と若手の間にいて、若手のチューター的役割を果たしていたはずの中堅社員は何をしていたの? というお話です。

[サカタカツミ,Business Media 誠]

著者プロフィール:サカタカツミ

 クリエイティブディレクター。就活や転職関連のサービスをプロデュースしたり、このような連載をしていたりする関係で、そちら方面のプロフェッショナルと思われがちだが、実は事業そのものやサービス、マーケティング、コミュニケーションの仕組みなどを開発するのが本来の仕事。

 直近でプロデュースしたサイトは「CodeIQ」「MakersHub」。著書に『こんなことは誰でも知っている! 会社のオキテ』『就職のオキテ』。この連載についても、個人的に書いているブログでサブノート的なエントリーを書く予定。Twitterアカウントは@KatsumiSakata


ay_sakata01.jpg 福島土産といえばやはりこれですよね(写真は個人の見解です。出典:三万石)

 編集長の吉岡綾乃さんとお土産を受け渡しがてら打ち合わせをしていたところ、先週のコラムについて、以下のようなコメントをいただきました。

 先週のコラムを未読の方は、先にこちらをお読みください。小規模なチームでプロジェクトに当たることになったとします。メンバーは、上司としてチームをまとめる中間管理職、中堅社員(30代前半〜半ば)、若手社員(20代前半〜半ば)の3人。忙しくて判断を曖昧かつ、先送りにしてしまう中間管理職は、「自分で考えろ」という言葉で若手を腐らせ、使えなくしてしまう。そんなケースもあるので用心してくださいね、という内容でした。それに対して綾乃さんは、

 「2人のチームなら理解できます。でも3人だとしたら、最後に中間管理職(上司)のところで問題になる前に、まず中堅社員が何らかの行動を取るような気がします。若手に注意するかもしれないし、若手と一緒に同じように行動しているのかもしれないし……いずれにせよ、中堅は何をしていたのか、というか、上司と後輩のどっちにつくのだろう? というのが素朴な疑問です」と質問してきました。

 同時に「中堅がいわゆるチューター役を担っているわけだから、もっと早い段階で問題が発覚していいはず、つまり、中間管理職と若手が最後の場面でぶつかるというシーンは、中間管理職だけが悪いのか?」という指摘もありました。なるほど、もっともな疑問だと、わたしも思います。だからこそ、この問題は根深いのです。

 実はそのあたりは、私も想定していた質問でした。それでは、続きを次回書きましょうということで、今週のコラムを。

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