2014年夏休み、ネット予約で人気の高い都市は?

» 2014年06月10日 15時44分 公開
[Business Media 誠]

 JTBグループのeコマース事業を担当している株式会社i.JTBは6月10日、夏休み期間(7月15日から8月31日出発)の海外航空券と海外ホテルのネット予約状況を発表した。今年のGWは飛び石連休の影響もあって、海外旅行よりも国内旅行のニーズが高かったが、夏休みについてはボーナスの支給状況の見通しがよいこともあって、前年同期比で1割増となっている。

 5月31日時点のランキングをみると、今夏のキーワードは「中距離方面へのシフト」。海外航空券、海外ホテルともに人気都市の1位は「ホノルル」だった。また、羽田空港の発着枠拡大を受け、昨年に比べ「ロンドン」「パリ」のランキングが上昇。さらに、ファミリー層に「グアム」の人気があり、順位を上げた。

 海外航空券のランキングをみると、近距離のアジア・中国の5都市(バンコク、グアム、ソウル、上海、台北)、遠距離の欧州の2都市(ロンドン、パリ)、ハワイ、ミクロネシア、米国のそれぞれ1都市が食い込んだ。台北は8位にランクインしたものの、「訪日旅客の増加によって、航空座席の確保が難しくなっている」(i.JTB)という。

 海外ホテルのトップ10にランクインしている都市は、海外航空券とほぼ同じ。昨年圏外だった、グアム(11位)、ニューヨーク(14位)がトップ10入りした。

都市別人気ランキング、海外航空券(左)と海外ホテル(右)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.