周囲の人が吸ったタバコの煙(副流煙)を吸わされることで、健康に影響を及ぼすことが問題視されている受動喫煙。神奈川県や兵庫県では受動喫煙防止条例が制定されるなど、その対策に注目が集まっているが、ビジネスパーソンは受動喫煙についてどのように感じているのだろうか。
主に屋内で働いているビジネスパーソンに受動喫煙について聞いたところ、非喫煙者の63%、喫煙者の38%が「心配している(ややを含む)」と回答していることが、ジョンソン・エンド・ジョンソンの調査で分かった。
次に「あなたの職場(1日で1番長く過ごす場所)で、どのような喫煙環境を望んでいますか」と聞いたところ、受動喫煙による健康被害を心配している喫煙者の25%が建物内や勤務中の「全面禁煙」を、45%が「分煙」を希望すると回答。非喫煙者においては、66%が「全面禁煙」を望んでおり、分煙希望者も含めると、84%の人が受動喫煙対策を望んでいることが明らかになった。
屋内全面禁煙が義務付けられた場合に、ビジネスへの悪影響があると思っている人はどのくらいいるのだろうか。事業規模に関わらず、「悪影響がある」と答えたのは15%以下と少ない結果に。
また、職場・レストラン・バーを含む公共の場における屋内、ならびにタクシーを含む公共機関での全面禁煙を義務付けることをあなたはどう思うかと聞いたところ、全体の62%が「賛成(ややを含む)」と回答した。
インターネットによる調査で、ビジネスパーソン8000人が回答した。調査時期は4月。
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