――英語力の身につけ方についてはいかがでしょうか? 安渕さんは、中学生の時に母親に半ば無理矢理、英会話教室に通わされたと聞きましたが。
安渕: アクセスできる情報量が劇的に変わるので、英語は非常に役に立つ道具だと思います。世界人口の7割が外国語として英語を使っているという調査結果もありますし、そのコミュニティに入るのはグローバル化に身を投じる際の第一歩となります。中学生のときは正直言って苦労しましたが、今は母に感謝しています(笑)。
――英語学習に関心のあるビジネスパーソンは多いと思います。そういった人たちにアドバイスはありますか?
安渕: 社会人になってから漫然とした目標で、言語を身に付けようとするとなかなか厳しい。英語を通じて何か具体的に学びたいことがあるほうが、圧倒的に学習効果が高いので、それを見つけることが先決です。自分が身を置く業界についての雑誌やWebサイトなどは入り口として適しています。英語の方が情報が多いですし、多様な情報が身につきますから。
あるいは、常に新しい視点を与えてくれる筆者のコラムを読み続けるのも1つの方法です。雑誌や新聞を丸々全部読むのって、日本語でも大変です。ですから、まずはそういう小さなことから継続して取り組む。海外の場合、著者の連絡先が公開されていることも多いので、感想を送ってみてもよいと思います。
ちなみに、GEでは主立ったマネジメントは皆社内ブログで更新しています。私もイメルトのブログは必ずチェックしていますよ(笑)。
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