インタビュー
» 2014年05月21日 07時07分 UPDATE

仕事をしたら“アイス”ができた(2):なぜミニストップのソフトクリームは真似されないのか (4/6)

[土肥義則,Business Media 誠]

ソフトクリームの過去

yd_mini3.jpg 初代のソフトクリームはうずを高く巻かなければいけなかったので、つくるのが難しかった

土肥: 今ではソフトクリームのバニラを使って、パフェやハロハロなど横展開をされています。また、2002年には「ベルギーチョコソフト」を販売されて、ものすごく売れています。コンビニといえば、PBなどでヒット商品が出ると、すぐに競合他社が真似しますよね。コンビニを専門にしている、あるコンサルタントは「コンビニは真似の歴史だ」とも言っていました。堂々と真似をする業界なのに、なぜソフトクリームは真似されないのでしょうか? ひょっとして、もうかっていないとか? (失礼)

山盛: 競合他社は真似したくても、真似できないのではないでしょうか。その理由を説明するのに、昔の話を少しさせてください。

 創業当社からソフトクリームを販売していましたが、当初のモノはうずを何重も巻かなければいけませんでした。キレイなうずを巻いたソフトクリームをつくるのは技術が必要です。しかし、コンビニにはアルバイトが多い。経験が浅い人でもソフトクリームをつくらなければいけないのですが、うまくつくるのは難しい。

 また当時の機械はメンテナンスのために、タンクに入っている原料を毎日捨てなければいけませんでした。そうなると、廃棄ロスが増えてしまって→もうけが少なくなって→つくらなくなって……という悪循環に陥りました。

 これではいけない、ということで機械を変えました。タンクを2つにすることで、バニラ以外のフレーバーも販売できるようになりました。また、コーンを今のようなハナビラ型に変えたので、うずを高く巻かなくてもよくなりました。そうすることによって、廃棄ロスが減ったんですよね。ただ、それでも完全にロスがなくなるわけではありません。

土肥: どういうことでしょうか?

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