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» 2014年05月19日 12時39分 UPDATE

iBeacon×業務導入:ドコモも「iBeacon」対応加速 iPhone向け試験サービス開始

NTTドコモが、近づくだけでポイントが貯まる「ショッぷらっと」サービスにiBeacon機能を追加する。これまでの音波認識の仕様に加え、アプリ起動なしでも通知できるiBeaconに対応させることで、O2O戦略をより加速させる。

[Business Media 誠]
photo スマートフォン向けのポイント付与サービス「ショッぷらっと」に、iPhone向けの「iBeacon」機能を使った試験サービスを始める

 店に立ち寄れば自動でポイントが貯まる──。スマートフォンを軸に、O2O(Online to Offline:オンラインの情報からオフラインの消費行動を促すマーケティング施策)を有効的に取り入れた企業の誘導支援サービスの取り組みが加速している。

 NTTドコモは5月19日、すでに展開するスマートフォン向けのポイント付与サービス「ショッぷらっと」に、iPhoneやiPadを中心とするiOS 7以降のiOS対応デバイスで使用できる「iBeacon」機能での利用シーンを追加した試験サービスを同日より東京、横浜の12店舗で実施すると発表した。

 ショッぷらっとは、iOSおよびAndroidスマートフォンユーザーが自身の近くの店からメッセージやクーポンを自動的に受け取れるクーポン/ポイント付与サービス。対象店舗に近づく/入店するなどで“店からのビーコン信号”をスマートフォンで受信すると、店舗の割引クーポンや来店ポイントが得られる。貯めたポイントは商品券などと引き替えられる。

 これまで音波を用いて来店を識別する仕組み(人には聞こえない音波発生装置の音をスマートフォンのマイク機能で拾って識別)により、AndroidスマートフォンおよびiOS 6以降のiPhone(などiOS搭載デバイス)で利用できたが、iOS 7以降のiPhoneが対応するiBeaconでの認識にも対応させる方針。iBeacon対応により、ユーザーはアプリを起動せずともクーポンを受け取れるようになるなど利便性が上がる。店舗も、利用者が多いiPhoneユーザーへより広く訴求でき、見込み客へのダイレクトアプローチをさらに行いやすくする。iBeacon機能は近距離無線技術の1つであるBluetooth 4.0 Low Energyを用いる。同試験サービスでは対象外だが、システム上は同じBluetooth LE機能を搭載するAndroidスマートフォンユーザーも対象にできる。

 iBeacon試験サービスは2014年5月19日(月)〜2014年7月31日(木)の期間、ヴィクトリア新宿店、ヴィクトリアゴルフ新宿店、エルブレス新宿店、クイーンズイースト、西武池袋本店、西武渋谷店、新宿高島屋、タワーレコード渋谷店、TOWERmini汐留店、東急百貨店東横店、渋谷パルコ、池袋パルコで実施する。期間中iBeacon機能を利用すると、毎週抽選で20名にAmazonギフト券1000円分が当たる特典を用意する。


photo 近づくとクーポンやポイントが自動でもらえる「ショッぷらっと」。iOSおよびAndroidスマートフォンアプリをインストールして使用する
photo 検知イメージ

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