3人に1人の男性が、上司や同僚の「ニオイ」が気になっている(1/2 ページ)

» 2014年05月08日 14時52分 公開
[Business Media 誠]

 自身の身だしなみに気をつけている人はどのくらいいるのだろうか。首都圏に住む働く男性に聞いたところ、「気をつけている(かなりを含む)」と答えたのは64.2%であることが、生活トレンド研究所の調査で分かった。

(出典:生活トレンド研究所)

 「気をつけている」と答えた人を職業別でみると、「経営者・役員」(80.6%)が他の層と比べて1割ほど多い結果に。全員に、身だしなみで気をつけていることを聞いたところ「寝ぐせなど、ヘアスタイルの乱れ」(69.5%)、「ヒゲのそり残し」(60.8%)、「鼻毛」(60.3%)など、顔や頭部を特に気をつけている人が目立った。また「口臭」(61.5%)、「不快な体臭がしないか」(52.4%)といったニオイもケアしていることがうかがえた。

(出典:生活トレンド研究所)

 調査結果について、メンズコスメに詳しい藤村岳氏は「『経営者・役員』『自営業』など自分自身に評価が集まりやすい人はやはり身だしなみを『気をつけている』割合が高い。『個人力=身だしなみ・見た目』という外的要因が大きく関わっているのだろう。

 また、身だしなみで気をつけているところについては、スーツや靴などといった持ち物よりも、ヒゲや爪、ニオイなど体にまつわる身だしなみのほうがより気をつけられるべきという認識がうかがえた。持ち物は経済状況や立場によって左右されるが、清潔さは普段の努力によってもたらされる。ここで格差をつけられると、社会生活での影響が大きいからだと考えられる」と分析した。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.