6年前に比べて何が増えて、何が減った？　20代独身の食事事情

[Business Media 誠]

　20代の独身男女で、朝ごはんを食べている人はどのくらいいるのだろうか。週に朝ごはんを食べる回数を聞いたところ「毎日」が46.5％に対し、「全く食べない」が11.5％であることが、農林中央金庫の調査で分かった。朝食の週平均は「4.9回」で、同金庫が6年前に行った調査（4.7回）に比べ、わずかに増えた。

　朝ごはんのメニューを聞いたところ「パン」（73.4％）が最も多く、次いで「ごはん」（55.4％）と続いた。「ごはん」と答えたのは単身が45.0％に対し、家族と同居が61.3％。家族と同居している人のほうが「和食を朝ごはん」に食べていることが多い。また、朝食に「ごはん」を食べる人が、前回の調査（44.9％）よりも10ポイント以上増えた。

昼ごはんは何を食べている？

　朝に「和食」を食べている人が増えている結果となったが、昼ごはんはどうだろうか。昼ごはんのメニューを聞いたところ、「ごはんとおかず」（77.3％）がトップ。次いで「おにぎり」（50.5％）、「うどん・そば」（40.8％）、「パン」（35.0％）、「カレーライス」（33.8％）と続いた。6年前の調査結果と比べると、「ごはんとおかず」は69.3％→77.3％、「おにぎり」は39.1％→50.5％と大幅に増えている。

　また、晩ごはんのメニューを聞いたところ「野菜などの炒め物」（67.8％）がトップ。次いで「チキンなどの揚げ物」（61.5％）、「サラダ」（58.3％）、「シチュー・カレー」（55.3％）、「野菜・魚などの煮物」（49.8％）という結果に。前回の調査と比べ、「サラダ」（42.9％→58.3％）、「味噌汁」（39.3％→49.5％）は増えたが、「焼き肉・ステーキ」（51.1％→40.5％）は大幅に減少した。

　首都圏に住む20代の独身男女400人が回答した。調査期間は3月15日から25日まで。