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1963年生まれ。東京都出身。大手ITメーカー勤務。PCのマーケティング担当。アジアで活動するバンド「GYPSY QUEEN」のリーダー。ブルネイ、カンボジア、ラオス、マレーシア、シンガポール、タイ、ベトナム、中国、モンゴル、日本の10カ国において10年間で130回以上、中国では、17都市70回以上の公演で30万人を動員。ASEANに関連するイベントや観光交流の事務局を務め、国のトップから実務担当者まで、10カ国で500人以上と接点を持つ。
2011年の東日本大震災後に「3.11 Pray for Japan Project」を立ち上げ、東北へ6万個の餃子を届ける「愛のギョウザカー」プロジェクトを開始。現在も継続中。
「キミ、来月からアジア支社へ行ってくれ」──企業のグローバル化にともない、アジアに拠点を持つ企業は多い。こう辞令を受けたら、いや、もっと広い目線で「自社がアジアで生き残る」にはどうすればいいのか。著書『アジアで勝ち抜くビジネススキル』では、国内大手ITメーカー勤務(PCマーケティング担当)の会社員、かつアジアで活躍するアーティスト(バンド「GYPSY QUEEN」のリーダー)でもある異色の経歴を持つ著者が「アジアで成功する秘訣(ひけつ)」を紹介する。
秋山岳久著『アジアで勝ち抜くビジネススキル』(パブラボ)(1500円/四六判 並製 224ページ 2014年4月25日発売)
ポイントは「たった7つの言葉を“現地語で話す”だけ」。──「こんにちは」「ありがとう」「はじめまして。わたしは**です」「あなたに会えてよかったと思います」「おいしい」「楽しい」「また会いましょう」である。
- はじめに 「来月からアジアへ行ってくれ!」と言われたら……
- START 海外進出に不可欠な3つの原則
- STEP1 すぐに役立つ! ビジネススキル
- 01 出張ですぐに役立つ言葉「領収書をください」
- 02 挨拶は絶対に先に言え
- 03 自己紹介のパターンを用意する
- 04 これだけ話せればOK! 7つの現地語で信頼度UP
- 05 ブロークンイングリッシュ大国
- 06 いざとなったら中国語 〜アジアに圧倒的に強い中国〜
- 07 「仕事相手を好きになる」「嫌いな人がいれば口説く」
- 08 「スムーズに移動」それは簡単ではない
- 09 メールですむと思ったら大間違いのビジネス
- 10 いつでもメモ帳を離さない
- 11 個人的な報告書を書く
- 12 見積もりがすべてを教えてくれる
- 13 今持つ「現役力」を見極める
- 14 会えるときに会っておく
- 15 キーマンは誰だ
- 16 期限を作って現場を離れる
- 17 対応力と鈍感力
- 18 とにかく怒らない
- 19 次はない
- 20 イベント会場4カ所同時確保?
- 21 「調整役」の仕事の回し方
- 22 なんともならないけどまあいいだろう
- 23 仕事ができる人ほど持っている力
- 24 乾杯のネタは最低20個用意しろ
- 25 飲めない人必読! 覚えやすい日本の言葉を教えて宴席を盛り上げろ
- 26 歌えや歌え 偉い人と飲むときには
- 27 深夜に仕事をするため酒をやめる
- 28 飲み会には絶対に出る! その場にいないことが機会の損失
- 29 今やれ!
- 30 いつでもフルタイムを目指せ
- STEP2 アジアで仕事をするときに知っておきたいスキル
- 31 誤解だらけのアジア
- 32 言葉の壁を越えろ
- 33 ASEANだけで10カ国語。それだけ独自の文化があるということ
- 34 家族主義、親族でなにもかもできてしまう
- 35 序列を大事にするのは日本以上
- 36 誰もが逆らわぬ当局の力
- 37 抜け道がたくさん
- 38 「日本人だけでやらない」が鉄則
- 39 アジアのソフトパワーを知っておこう
- 40 デジタルからスタートする国家の強み
- 41 賄賂がまかり通る時代
- 42 備えておくことの重要さ
- 43 最強の「Yes man」を目指すには
- STEP3 人と出会えば見えてくる! アジア各国事情
- 44 経験は役立たない。ドッグイヤー(ラオス)
- 45 譲り合う子どもの道徳心(ラオス)
- 46 こわいのはどっちだ?(ブルネイ)
- 47 ムスリムの美学(マレーシア)
- 48 誰もが隣国とは仲が悪いもの(マレーシア)
- 49 基本、英語は通じない(ベトナム)
- 50 自分たちが裕福で便利だと思うのは間違い(ベトナム)
- 51 バイクに自転車 マイペースぶり(ベトナム)
- 52 ギリギリまで何も決まらない。プロジェクトは1週間で動く(ベトナム)
- 53 物事が決定したら「すぐ」「今すぐ」の催促の嵐(ベトナム)
- 54 アジアと交渉をするということ(ベトナム)
- 55 哈日族は中国だけでないコスプレ大国(インドネシア)
- 56 韓国に学ぶ
- 57 草の根外交の第一歩 誤解だらけの中国
- 58 実はもっとも日本好きは中国
- 59 東日本大震災のときの意外な反応(中国・ベトナム)
- 60 原発を救った三一重機(中国)
- STEP4 「日本」を最大限に活かす
- 61 用意周到な日本人のDNA
- 62 日本人の不思議 「イチゴイチエ」
- 63 日本人はこわいね そう見られているのです
- 64 日本人はみな悪い人じゃない。いい人ばかりでもない
- 65 欠点が長所に 自信を持たない日本人の謙遜が支持されはじめた
- 66 大人気の日本キャラクター アニメは日本のキラーコンテンツ
- 67 なんでも日本側がお金を出す時代からの脱却
- 68 クールジャパン戦略 民間外交の始まり
- 69 クールジャパンを突き詰めてみよう
- 70 「ここもあそこも日本製」もっと目立てよ、日本のODA
- 71 安心安全を売り込め(粉ミルク・化粧品)
- 72 アジアにおける観光ビジネスの推進と手法
- 73 「国策」となるアジア進出
- 74 ベトナムに「ほうれんそう」を植えた男
- 75 和僑の風になれ
- おわりに
- 76 海外でも日本でも一緒 決して止まらない強み
- 77 100%縁で動く
- 78 LENS主義
- 79 「キャリアフリー」という生き方
- あとがき 私の瞬間切り替え法
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