元@ITの編集者としてセキュリティ分野を担当。現在はフリーライターとして、ITやエンターテインメント情報を追いかけている。アイティメディアのONETOPIでは「ディズニー」や「博物館/美術館」などのキュレーターをこなしつつ、自分の生活を変える新しいデジタルガジェットを求め日々試行錯誤中。
iPhoneとAndroid、どちらが優れているかというのは宗教論争に近いので、「人それぞれ」が答えになることでしょう。個人的にはAndroid端末の防水性能や大容量電池はとてもうらやましいのですが、やっぱりiPhoneから離れることができないようです。その理由は「安心感」です。
いま、筆者はiPhoneとAndroid端末を1台ずつ持ち歩いています。Android端末を持っている理由は、iPhoneから「本気で乗り換えよう」と思ったから。SIMロックも解除済みで、海外でも利用できるのですが、結局いまではワンセグ、テザリング、そしてお風呂端末として活用しています。メイン端末にはなりませんでしたが、「買ってよかったなあ」と思います。
ところが、そのAndroid端末、気が付いたら音量ボタンが壊れていました。来週はこの端末を海外で使う必要があり、修理に出せません。これには少し困ってしまいました。
筆者が、iPhoneが優れていると思う点は「壊れたとしてもすぐに元に戻せる」という点です。初代のiPhone 3Gから毎年買い換えていますが、正直壊れやすいヤワな端末と言わざるを得ません。そのたびに銀座のアップルストアに持ち込み、ほぼ丸ごと交換です。しかし、バックアップデータさえあれば、数時間後にはこれまで使っていたのとまったく同じ状態に戻せます。実はこれ、すごく便利なことだと思いませんか?
個人的には、iPhoneの「壊れてもすぐに交換できる」「交換しても簡単に復元できる」というところを含めた品質に、とても満足しています。ただし、アップルストアが近くにある場合のみではありますが。
さて、2014年4月9日には、とうとうWindows XPのサポート期間が終了します。
企業内におけるWindows XPの話題はひとまず置いとくとして、みなさんの周りにも、おそらくWindows XPが残っているのではないかと思います。残念ながら、Windows XPを新しいOSにアップグレードするのも、環境を元通りにすることもとても大変なこと。ある程度PCに詳しい人でも、他人のPCをいじりたくないと思うでしょう。
マイクロソフトも最近になって、Windows XP専用の「ファイナルパソコンデータ引越し eXPress」を期間限定で無料配布(参照リンク)しています。もしも、このような機能がOS標準で付いていたならば、ボタンをクリックするだけで簡単にOSアップグレードできたならば、時代はもう少し変わっていたのかもしれませんね。
最新OSに乗り換えれば、GmailやDropbox、OneDriveなどクラウドサービスが利用の中心になるでしょう。PCも「壊れたら交換して復元すればいい」デバイスになりそうです。今後は「修理対応が速い」というのが、機種選定の大事な基準になる日がくるかもしれませんね。
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