クリエイティブディレクター。就活や転職関連のサービスをプロデュースしたり、このような連載をしていたりする関係で、そちら方面のプロフェッショナルと思われがちだが、実は事業そのものやサービス、マーケティング、コミュニケーションの仕組みなどを開発するのが本来の仕事。
直近でプロデュースしたサイトは「CodeIQ」や「MakersHub」。著書に『こんなことは誰でも知っている! 会社のオキテ』、『就職のオキテ』。この連載についても、個人的に書いているブログでサブノート的なエントリーを書く予定。Twitterアカウントは@KatsumiSakata。
先週まで「就活・転職のフシギ発見!」というタイトルで連載をしてきましたが、今週からは「新しい会社のオキテ」と題して新しい連載がスタートします。
元はといえば、「サカタさん、連載の今後について相談があるんです」と編集長の吉岡綾乃さんに深刻な口調(?)で呼び出されたところから始まったのでした。「連載打ち切り」と言われるのかと思いきや、「就活のフシギや転職のフシギは、少しでもなくなってきているのでしょうか?」と聞かれたという話は、先週の記事に書いた通り(参照記事)。実はそのあとにさらに続きがあったのです。
吉岡: サカタさんの連載、「就活・転職のフシギ発見!」というタイトルだけ見ると、人事部や転職・就職希望者がターゲットのように見えるんですが、実は最近記事に反応してくれてるのって、ベンチャー企業の経営者とか、役職者が多いんですよ。
サカタ: 人材育成とか組織論みたいな話題は、会社経営者にとっては重要なテーマだし、マネジメントの中心的な話題だしね。
吉岡: そうなんです。当初は「人を採る」ということにフォーカスしていましたけど、だんだん採用だけにとどまらない話になってきたなと編集していて思うのです。今後は就活・転職に限定せず、もっと広いテーマで書いてもらえませんか。人事に限らず、会社っていろいろ「ちょっと変だよ」とか「長い目で見るとすごく無駄だよ」とかいうことがありますよね。無駄が積み重なってしまって“会社がメタボ”みたいな……。
サカタ: 確かに。メタボになっちゃってる組織がどうしたら脱出できるか、という話題は面白いよね。
……というやりとりを経て決まった今回の新連載。今週は第1回ということで「どうして、就活・転職のフシギ発見が終わって、新しい連載が始まるのか」というところに触れておきたいと思います。
ここ数年、就活や転職は多様化してきています。「就職・転職のフシギ発見」と題して連載を始めた1年半前にもその兆しはありましたが、就活や転職は、もはや画一的なものではなくなりました。
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