クレジットカード活用3つのポイント(初級編)マネーの達人(1/2 ページ)

» 2014年04月04日 08時00分 公開
[金子亮太郎,マネーの達人]
マネーの達人

 生命保険の契約を預かる場面で、月々の保険料の支払いを口座引き落としにするか、それともクレジットカード払いにするかどうかの確認をします。

 今の時代、毎日の生活の中でクレジットカードを上手に使いこなす人は少なくないですし、細かい諸条件の違いはあれどほとんどの保険会社が「保険料のクレカ払いOK!」の流れになってきています。

 保険料や公共料金など、毎月必ず払うものはカード払いにしたほうが受けるメリットも大きくなります。

クレジットカードは正体の分からない「お化け」みたいなもの

 いろいろな人から話を聞いていると、クレジットカードを一応持ってはいるけれど活用していなかったり、あるいは1枚も持っていないという人が結構多い印象です。年齢やその人の性格にもよりますが、カードを保有していない、あるいは利用していない理由として、

 「なんとなく、使うのが怖い」
 「なんだかよく分からないので、私には必要ない」

 といった声を、よく聞きます。

 これは、正体がよく分かっていない「お化け」が、人々から無条件に怖がられるのとよく似ています。お化けも正体がばれてしまえば、きっと「な〜んだ、怖がるほどのモノでもなかったな」となるのでしょう。

 クレジットカードの必要性を感じていない人が無理に作る必要は全くないと思います。しかし、上手に使いこなせれば、住宅ローンの借り換えや生命保険の見直しよりも手っ取り早くできる家計改善方法だと思います。

クレジットカード活用3つのポイント

1. 公共料金や生活必需品の購入のみに活用する

(写真と本文は関係ありません)

 保険料のほかに電気、電話、NHKなどの公共料金や、スーパーやコンビニなどでの日々の買いものは、生活する上で必ずかかる費用です。これらを、ニコニコ現金払いから「カード払い」に変えてみましょう。

 クレジットカードのポイントがたまりますし、長蛇の列を作っているレジの先頭で小銭のやり取りがなくなるだけでも、支払いの時間が短縮できるので次の人を待たせなくてすみます。

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