本連載は、山崎潤一郎著、書籍『コストをかけずにお客さまがドンドン集まる! LINE@でお店をPRする方法』(中経出版)から一部抜粋、編集しています。
国内で5000万人以上が利用する「LINE」を集客に生かせ! メールに代わってコミュニケーションツールの定番に躍り出たのが「LINE」。販促においても、これまで定番だったメールマガジンは衰退する一方、絶大な効果を発揮するのが、「LINE」の商用アカウント「LINE@」です。
本書では、「LINE@」の活用方法とその効果について、多数の成功店を取材して分析。成功法則を導き出します。
・効果的に「友だち」を増やす
・メッセージの配信の適切な頻度と時間帯
・ブロックされないためのポイントとは?
・メッセージのトーンは、フォーマル? それともカジュアル?
・クーポンの効果的な打ち方
・割引ではなく、客単価を上げるキャンペーン方法とは?
など、50の成功例をもとに、押さえておきたい実践的なノウハウを具体的に紹介します。
LINEがプロモーション、マーケティングのツールとして高いリーチ(メッセージの到達度合い)を実現していることを理解したところで、日本ではどのようなユーザーが日々LINEを利用しているのかを紹介しましょう。
LINE利用者の性別を見ると、女性がやや多いものの男女比はほぼ半々です。年齢は、10から50代までが、まんべんなく分布しているのが分かります。LINEというと、若い人のコミュニケーションツールというイメージが強いだけに意外な調査結果です。ただ、単純な年齢分布では、グラフのようにほぼ均等な数字が出ていますが、後述する利用頻度の調査では若年層ほどアクティブに利用しているので、マーケティングのツールとして見た場合、やはり若い人に向けた販促に適したツールと言えます。
職業別に見ると、会社員が35%と最も多い結果が出ています。次いで、主婦・パート・アルバイト、そして、学生となっています。一般論を当てはめるなら可処分所得が多く購買力の高い層が利用者の趨勢を占める傾向が見て取れます。
その一方で、将来の有望な顧客候補としての学生が、22.4%を占めているという見方もできます。
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