自販機の一等地は「左上」? 人の視線を追いかけたら“常識”が覆った仕事をしたら“缶コーヒー”が売れた(7/7 ページ)

» 2014年03月26日 10時27分 公開
[土肥義則,Business Media 誠]
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土肥: でも、今度はフラッグが小さくないですか? 重箱の隅をつつくようなことばかり言って、どーもすいません。

正本: いえいえ、小さくしたのにもワケがあるんですよ。アンケート調査をしたところ、ブランドの認知度がかなりアップしたんですよね。それでフラッグを小さくしました。

土肥: なるほど。缶コーヒーのパッケージひとつとっても、歴史があるのですね。あと、自販機ひとつとっても、いろいろなノウハウが詰まっている。

 それにしても恐るべし「アイトラッキング」。従来のアンケートではよく分からなかった消費者の本音が、赤裸々に浮かびあがるわけですから。今回は自販機の“常識”が覆ったわけですが、このほかにどんなことが分かっきたのかな。ちょっと気になるので、ダイドーが使ったトビー・テクノロジー社を取材してきますね。

正本: おお、それは楽しみにしています。

つづく

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