伊達マスクをしているのは、どんな人？

[Business Media 誠]

　あなたは“伊達マスク”（本来の衛生上の理由とは異なる目的でマスクを着用すること）という言葉を聞いたことがありますか？　全国の男女に聞いたところ「聞いたことがある（ある程度知っている＋詳しく知っているを含む）」と答えたのは35.3％に対し、「聞いたことがない」は64.7％であることが、インターワイヤードの調査で分かった。

　「伊達マスクをしたことがある」という人は14.8％だったが、一体どんな人がしているのだろうか。男女年代別にみると、「女性20代以下」が最も多く41.2％、次いで「女性30代」（28.8％）、「女性40代」（24.4％）、「男性20代以下」（24.3％）と続いた。男女とも若い年代ほど多く（70代を除く）、また全ての年代で女性のほうが多い。

　伊達マスクを常にしていて、心理的に手放せなくなっている“マスク依存症”という言葉を聞いたことがある人はどのくらいいるのだろうか「聞いたことがない」と答えたのは76.3％に対し、「知っている（ある程度＋詳しく）」は20.7％。「『マスク依存症』である」と答えたのは0.7％だった。

気を遣うシーン

　マスク姿は相手に失礼かな、と気を遣うのはどんなシーンですか？　この質問に対し「改まった食事会」（44.0％）と答えた人が最も多く、次いで「結婚式に出席するとき」（43.5％）、「葬式・通夜に出席するとき」（39.1％）、「クライアントなど、社外の人に会うとき」（38.9％）、「面接・試験などのとき」（38.7％）と続いた。冠婚葬祭よりも「食事会」のほうが気を遣う人が多いようだ。

　インターネットによる調査で、全国の男女7583人が回答した。調査期間は2月21日から3月7日まで。