卒業旅行は、学割が使え、社会人になると取得が難しくなる長期休暇が取れる最後のチャンスかもしれない。エクスペディアジャパンが実施した意識調査によれば、卒業旅行に行かなかった人の4割強が、行かなかったことを後悔しているという。
卒業旅行の行き先として人気なのは、「国内」(男性68.4%、女性63.6%)が圧倒的に多い。同社では「別調査で卒業旅行の準備で最も苦労するのは日程決めという結果も出ており、直前まで予約が可能で、日程調整もしやすい国内旅行に人気が集まっている」と分析する。
ちなみに、海外で人気なのは、男性の場合はフランス(9.2%)、米国(8.0%)、英国(7.2%)など。一方、女性の場合はイタリア(12.4%)、フランス(12.0%)、米国(7.2%)の順となる。また、ハワイは、男性が4.0%なのに対して、女性では7.2%と高い数字になる。
卒業旅行の同行者で最も多かったのは、各世代とも「友人」で70%以上となる。世代別にみると、20代や30代では「ゼミ・サークル仲間」と回答した人が多い(20代は26.0%、30代は19.0%が回答)が、50代では「ひとり」で卒業旅行に行った人も14.0%存在した。
インターネットを使った調査で、日本在住の大学4年生と20代〜50代の男女社会人500人から有効回答を得た。調査期間は2014年2月21〜25日。
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