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初めての人でもできる「青色申告」――ツカエル青色申告+確定申告14編消費税8%時代の確定申告(5/10 ページ)

» 2014年02月17日 08時00分 公開

クレジットや個人の財布で買ったときは

 消耗品を現金で購入したケースと、電気代を銀行引き落としにしたケースの記帳は紹介したので、それ以外のケースも確認しておこう。1つはクレジットカードで購入した場合、もう1つは個人の財布から支出して購入した場合だ。

ツカエル青色申告 取引名を見ると同じ「10万円未満の備品……」に対し、現金、普通口座、クレジットカード、個人の財布の4つ選択肢が用意されている。クレジットカードで購入した場合は
ツカエル青色申告 タブレットをクレジットカードで購入すると
ツカエル青色申告 貸方(右側)は未払金、借方(左側)は消耗品費と記帳された。この方法では銀行口座からクレジットカードの引き落としがあったときに、もう1度記帳する必要がある
ツカエル青色申告 次は個人の財布で購入した場合だ
ツカエル青色申告 プリンターを個人の財布から出金して買ったとしよう
ツカエル青色申告 貸方(右側)は事業主借、借方(左側)は消耗品費と記帳された

 銀行引き落としは記録が残るのでそのとおりに記帳するが、現金、未払金(クレジット)、事業主借(個人の財布)はゆるく考えれば何とでもなる。クレジットで払っても事業主借とすることもできるし、現金とすることも可能だ。筆者は未払金は二度手間になるので避け、事業主借と記帳している。いずれの場合もツカエル青色申告+確定申告14は、かんたん取引帳の選択作業で対応できるので使う側の判断次第となる。

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