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初めての人でもできる「白色申告」――やよいの白色申告オンライン編消費税8%時代の確定申告(6/12 ページ)

» 2014年02月14日 08時00分 公開

記帳を始めよう

 記帳の原則は、こまめに日々経費や売り上げが発生したら帳簿に記入する。……のが望ましいはずだが、ズボラな筆者には無理。1年分をまとめて記帳することを前提に話を進めたい。帳簿はどこから記帳を初めても問題ない。お勧めはしないが筆者のやり方を紹介しよう。

 領収書は、科目ごとに封筒に入れて保存。ネットの買い物は、メールをフォルダ分けして保存。売り上げはエクセルで管理している。そして、例えば、電気代の領収書をまとめて1年分記帳、ガソリン代も1年分記帳といった感じで同じ科目を一気に記帳する。

 筆者のようにまとめて記帳する人が多いのか、やよいの白色申告オンラインにはまとめて記帳する際に便利な機能が用意されている。

売り上げの記帳

 記帳は通信費から始めても水道光熱費から始めても構わないが、筆者は売り上げを最初に記帳している。深い理由はないが、売り上げを記帳する=少しうれしいからだ。

やよいの白色申告オンライン 取引の入力画面から「売上の入力」をクリック
やよいの白色申告オンライン 取引日は数値で打ち込むこともカレンダーから選ぶこともできる
やよいの白色申告オンライン 必要な項目を記入する
やよいの白色申告オンライン 原稿料など振り込みされるときに源泉徴収される取引は「うち源泉徴収税額」にチェックマークを付けると源泉徴収額が自動計算され最終的に集計される
やよいの白色申告オンライン さりげなくズボラな人向けの機能が登場。「同じ取引を続けて登録」にチェックを入れてから登録すると記入済みの内容がそのまま残り、金額だけ空欄になるので連続入力が楽になる
やよいの白色申告オンライン 入力された取り引きは下段の「取引の一覧」に随時記録されていく

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