クールジャパンとして、世界に紹介したいモノ

» 2014年02月12日 14時18分 公開
[Business Media 誠]

 クールジャパンとして世界に紹介したい日本文化は何ですか? 10〜40代の男女に聞いたところ「日本食」(70.8%)と答えた人が最も多く、次いで「アニメーション」(67.2%)、「マンガ」(62.8%)、「工芸品」(52.9%)、「伝統芸能」(51.3%)であることが、東京工芸大学の調査で分かった。

クールジャパンとして世界に紹介したい日本文化(出典:東京工芸大学)

 「経済産業省に『クールジャパン室』が設立された2010年ごろは、アニメーションやマンガなどポップカルチャーがクールジャパンの主な対象だったが、健康食として海外でブームを起こしている日本食や伝統文化など、日本に住む人が“世界に紹介したい”と感じる文化は多岐に渡るようだ」(東京工芸大学)

 クールジャパンの象徴だと思うキャラクターを聞いたところ「ドラえもん」(55.6%)がトップ。次いで「孫悟空(ドラゴンボール)」(38.3%)、「トトロ」(37.5%)、「ピカチュウ(ポケットモンスター)」(37.4%)、「アンパンマン」(37.3%)と続いた。

どんなモノが世界から評価される?

 どんなモノが世界から評価されると思っているのだろうか。クールジャパンだと思う「日本食」を聞いたところ「寿司」(90.3%)と答えた人が最も多く、次いで「刺身」(71.6%)、「天ぷら」(68.6%)、「味噌汁」(59.5%)という結果に。海外で日本食としてブームになっている「ラーメン」は25.3%にとどまった。

クールジャパンだと思う日本食(出典:東京工芸大学)

 次に、クールジャパンだと思う「日本の技術」について聞いたところ「安全技術(ぶつからないクルマ、事故のない新幹線など)」(73.7%)を挙げる人が最も多かった。次いで「トイレ設備開発(ウォシュレット、温便座など)」(57.9%)、「ゲームハード開発」(47.9%)、「先進医療技術(iPS細胞、遠隔医療など)」(44.9%)となった。

 インターネットによる調査で、15〜49歳の男女1000人が回答した。調査期間は1月17日から22日まで。

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