2014年に成人式を迎える新成人は、日本と自分の未来についてどのように感じているのだろうか。日本の未来について聞いたところ「明るいと思う(どちらかといえばを含む)」と答えたのは44.4%、昨年の調査結果と比べると、21.8ポイントも上昇していることが、マクロミルの調査で分かった。
「明るいと思う」と答えた人に、その理由を聞いたところ「東京オリンピックがあるから」「アベノミクスで経済がよくなっているから」といったコメントが目立った。一方「暗いと思う」と答えた人からは「これから消費税がどんどん上がっていくから」「社会的な格差が広がっていくと思うから」といった意見があった。
自分の未来について「明るいと思う」と答えたのは63.4%。昨年の調査結果と比較して、12.2ポイントも上昇した。「明るいと思う」理由は「がんばっているから」「景気がよくなっているから」といった声があった。一方「暗いと思う」理由は「就職できるか不安だから」「結婚できるか不安だから」などのコメントが見受けられた。
将来、どのような仕事に就きたいですか? この質問に対し、「公務員」(24.4%)と答えた人が最も多く、次いで「会社員(技術系)」(13.1%)、「会社員(サービス系)」(8.2%)、「会社員(事務系)」(6.9%)、「会社員(その他)」(3.2%)、「自営業」(2.9%)という結果に。
「公務員」は昨年の調査に引き続きトップとなり、「安定志向の強さがうかがえた」(マクロミル)。具体的には「地方公務員」「教員」を希望する人が目立った。一方、23.8%の人は、まだ決めかねているようだ。
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