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» 2013年12月27日 18時45分 UPDATE

誠トレンド格付2013:東京五輪、コンビニコーヒー、あまちゃん――Business Media 誠編集部が注目した2013年のトレンド (1/2)

2013年もいよいよ大詰め。今年も年末恒例企画の「誠トレンド格付」を発表します。Business Media 誠の編集部員が注目した(ハマった)トレンドは何だったのでしょうか。

[池田憲弘,Business Media 誠]

 2013年もBusiness Media 誠をご愛読いただきましてありがとうございました。今年も年末恒例企画の「誠トレンド格付」を掲載します。Business Media 誠編集部が注目した2013年のトレンドは何か。まずは結果をご覧ください。

1位
2位
3位
次点
テレビドラマのヒット
コンビニコーヒー
東京オリンピック招致
バカッター騒動

誠編集部が選ぶ2013年のトレンド 1位は「テレビドラマのヒット」

 誠編集部が選ぶ2013年のトレンド、1位は「テレビドラマのヒット」。2013年は『あまちゃん』(NHK)や『半沢直樹』(TBS)など、流行語を生み社会現象を巻き起こす大ヒット作品が生まれました。昨今、視聴率の低迷が話題になっていたテレビドラマでしたが、ビデオリサーチの調査でも半沢直樹の最高視聴率は42.2%(関東地区)と約2年ぶりに40%の大台を突破(前回は2011年放映の『家政婦のミタ』)。ほかの民放ドラマも人気作が多く、NHK朝の連続テレビ小説も高視聴率を維持しています。

 編集部でもあまちゃんにハマる人が続出。「『おしん』以来だから……約30年ぶりじゃないかな」と話す土肥記者は、大手町に期間限定で出店した「あまちゃん食堂」に行き、「朝ドラなんて生まれて初めて見た」という吉岡編集長は、あまちゃん終了後に『ごちそうさん』と『ちりとてちん』(2007年放映の再放送)を両方見るという、いわゆる“あまちゃんロス症候群”(あまちゃんが終わった後、喪失感に陥ること)にかかったようです。

photo 2013年にブームを起こした「あまちゃん」。久慈市小袖地区の方言だという「じぇじぇじぇ!」は2013年のユーキャン新語流行語大賞に選ばれた

 また、あまちゃんは作中で東日本大震災に触れたことも注目を集めました。これをきっかけに震災を思い出した人もいるのではないでしょうか。Business Media 誠でも震災関連の記事を多数掲載してきましたが、「年々読まれなくなってきているという問題意識があった」と吉岡編集長。

 「東北の人にとって震災は今も進行形の話題だけど、東京の人にとっては正直違う。『あれから○年』というような取り上げられ方しかなくなっていて、現地の復興が大して進んでいないことを見ていた身としては意識のズレがとてももどかしかった」(吉岡)

 しかし、あまちゃんのおかげでロケ地の岩手県久慈市に訪れる観光客が増えるなど、復興に貢献する効果もありました。「コンテンツの力を再確認した。震災に関する記事もストレートな取り上げ方では注目されにくい。切り口を変えるなど変化をつけないといけないのかもしれません」(土肥)

 「こんなにテレビドラマを見た1年はなかった」と語る2人。「ドラマを通じてコミュニケーションができたのは久しぶり」(土肥)というように、多くの人が同じコンテンツを共有するという体験がドラマでできたことが2013年の大きなトピックだったように思います。この勢いで2014年もテレビドラマのヒット作が生まれるか注目です。

便利さと品質を両立させた「コンビニコーヒー」がブレイク

 ランキングの2位は「コンビニコーヒー」。手ごろな価格で24時間購入できる、といった利便性に加えて品質も高く、ローソンのマチカフェ、ファミリーマートのファミマカフェ、セブンイレブンのセブンカフェと大手コンビニチェーンに瞬く間に広がりました。「コーヒーはコンビニで買う」という人も増えたのではないでしょうか。日本国内のコーヒー消費量も2013年1〜10月で4%程度上がっています(昨年同期比、全日本コーヒー協会調べ)。

 Business Media 誠では11月にコンビニコーヒーについてのインタビュー記事を2本公開。いずれもFacebookの「いいね!」が300を超えるなど大きな反響を呼びました。

photo ローソンのマチカフェもヒット。「コンビニでコーヒーを買う」というライフスタイルが広まった1年だった

 しかし高品質なコーヒーに着手したのはコンビニだけではありません。12月にはくら寿司もプレミアムコーヒー「KULA CAFE」を開始し、インスタントコーヒーを提供するネスカフェもすべての製品を新製法の「レギュラーソリュブルコーヒー」として一新するなど品質向上へと動いています。

 「すっかりハマってもうヘビーユーザー。Pontaカードも作った」と吉岡編集長。2014年もこの調子でコンビニコーヒーの消費量は増えるのか。街のあらゆる場所がカフェになる……そんな未来も遠くないかもしれません。

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