「ネスカフェ ゴールドブレンド」のテレビCMは“ダバダ〜”で始まる印象的な楽曲と「違いがわかる男」というキャッチコピーが特徴的だが、2013年12月6日から放映される新CMでは“ダバダ〜”の楽曲は使われないという。
CMに出演するのは、老舗料亭「菊乃井」の主人である村田吉弘氏、イタリアンレストラン「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」オーナーシェフの落合務氏、フレンチレストラン「レストラン アイ」オーナーシェフ松嶋啓介氏の3人。いずれもネスカフェを店舗で導入している。
「最初に話が来たときは断ろうと思っていたが、実際に飲んでみて印象が変わった。新鮮かつせん細な味わいはフランス料理と合致する」と松嶋氏が話すように、3者とも香りや新鮮さが導入の決め手となったようだ。「作り置きではなく一度に多くのお客様に提供できる点」(落合氏)や「専門家なしでも手軽にできる点」(村田氏)も評価のポイントとなっている。
高岡氏は「今までは各界の著名人を違いがわかる男としてネスカフェの魅力を伝えてもらっていたが、これからはシェフなど食事のプロに選んでもらうというコンセプトで進めていく。これから何十年も続く戦略だ」と話す。ゴールドブレンドだけではなく、レギュラーソリュブルコーヒーがもたらす香りや味を軸にして、ネスカフェ全体の認知を高めるという方針に切り替えたことも、“ダバダー”の楽曲を採用しなかった理由だという。
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