インタビュー
» 2013年12月04日 11時05分 UPDATE

仕事をしたら“農業の今”が見えてきた:今、農業に必要なことは? 農家は「考える」ことを止めさせられた (1/6)

「農業」と聞いてどんなことを想像するだろうか。「高齢者が作業をしている。変化がほとんどない」と思うかもしれないが、今、私たちの知らないところで“新しい動き”が出始めているのだ。それは……。

[土肥義則,Business Media 誠]

 「農業」と聞いてどんなことを想像するだろうか。「平均年齢が高くて、耕作放棄地が増えている」――そんなイメージを持つ人も多いだろう。実際のところどうか。農林水産省のデータによると、農業人口は減少傾向が続いており、農業に携わる人たちの高齢化に歯止めがかかっていない(2005年時点)。また耕作放棄地も増加傾向にある。

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 数字だけを見ると、「なーんだ、やっぱりイメージどおりじゃないか」と思われるだろうが、実は私たちが知らないところで“新しい動き”が出始めているという。そこで「アグリイノベーション大学」を運営する、マイファームの西辻一真さんに「農業の今」をうかがった。聞き手は、Business Media 誠編集部の土肥義則。

プロフィール・西辻一真さん:

 1982年福井県生まれ、2006年京都大学農学部資源生物化学学科卒業。大学を卒業後、1年間の社会人経験を経て、自産自消の理念を掲げて株式会社マイファームを設立。その後、体験農園事業、アグリイノベーション大学事業、流通事業、農家レストラン事業、農産物生産事業などさまざまな農業に関するあたらしい仕組みを産み出した。

 幅広い経験と知識を持って2011年より農林水産省制作審議委員に戦後最年少で就任。日本の農業政策についても提言を行なって来た。現在はアグリイノベーション大学校の学長も務める。


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