なぜ2年後に急にブレイクをしたのか。犬房氏の話から、3つの勝因が見えてきた。
まず1つ目はやはり「ファミリーマート」である。今年7月、犬房氏が人から紹介された幹部社員に、「SUPALIV」をぜひ扱って欲しいと売り込むと、彼はこのように言った。
「そんなに効くというのなら、さっそく今晩使ってみますよ」
効果はてきめんだった。翌朝、幹部社員は社長に「SUPALIV」を扱うよう直談判し、社長もその熱意にうたれて「やれ」と即決をした。売り込みをした2日後に採用決定という異例の事態である。
2つ目の勝因は、「クチコミ」である。「SUPALIV」は、ソムリエ協会の名誉顧問、熱田貴氏が推薦をしているが、実はほかにも強力な宣伝マンがいる。日本人なら誰もが知る食品メーカー、その次期社長と目される幹部が、「SUPALIV」のヘビーユーザーで、毎月のように「箱買い」をしているのだ。
名だたる大企業の幹部であれば当然、毎晩のように宴席があるが、この幹部は酒が弱いので、夜がつらくてしょうがなかった。それが「SUPALIV」を服用してからというものの、まったく二日酔いもしなくなったという。
だが、彼が「箱買い」をしている理由はそれだけではない。
「1人で服用するには多過ぎるので、なにに使っているのかと聞いたら、酒の席で、取引先などに勧めてくれているそうです」(犬房氏)
勧められた者が、今度は別の酒席で「SUPALIV」を話題にする。このようなサイクルが繰り返されるうち、毎晩のように会合を行うビジネスパーソンの間で、ジワジワと認知度が高まっていったというのは十分に考えられる。
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