婚活とは就活のこと? キレイな女性からメールがきた新連載・古田ラジオの「婚活を攻略するための10の方法」(3/4 ページ)

» 2013年10月22日 08時00分 公開
[古田ラジオ,Business Media 誠]

お見合いパーティーは回転寿司

 私は、並行してお見合いパーティーにも参加しました。お見合いパーティーというのは、往年の人気番組『ねるとん紅鯨団』のように、男女10数人ずつがパーティー形式でお見合いをするというもの。某市で業界大手が主宰するパーティーが行われていたので、そこに参加しました。

 殺風景なホテルの会議室に、見ず知らずの男女が集められました。このお見合いパーティー……「パーティー」という名前が付いていますが、食事が出たり、華やかな飾り付けなどは一切ありません。ドリンクもなく、淡々と“作業”が進んでいきました。

 まず座っている女性ひとりひとりに男性が座って自己アピール。自己紹介タイムは1人1〜2分で行われ、この自己紹介タイムは男性が寿司ネタのように女性のところを順番に回っていく様子から、“回転寿司”とも呼ばれています。以後、自由に男女ペアで話すフリータイム(5〜10分×2〜3回)を経て、気になる異性をアンケートシートに書きます。そして主催者から「男性1番と女性3番がカップリングしました」と結果発表があって、うまくいった男性はホテルのラウンジで相手を待つ。カップリングできなかった人は1人で帰らなければいけません。

 お見合いパーティーに参加して分かったのですが、時間が短いのでターゲットを絞るのが難しいのです。私は人気がありそうな人、3人の番号を記入しました。結果は……惨敗。ラウンジで女性を待つ“勝ち組”を横目で見ながら、私は“独り”で帰ることに。

 エレベーター待ちをしていたとき、主催者が女性陣に次のパーティーの日程を伝えていました。つまり、「今日カップリングした相手が気にいらなかったら、また来てください」という意味だったのです。

 さらにショックが待ち受けていました。喫茶店でコーヒーを飲んでいると、お見合いパーティーで「自分が異性だったら絶対に選ばないだろう」と思っていた男が、女性と楽しそうに話しているのでした。この2人がその後どうなったのかは分かりません。ですが、少なくともお見合いパーティーという場において、彼らは「勝利者」。そして、私は「敗北者」でした。

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