婚活とは就活のこと? キレイな女性からメールがきた新連載・古田ラジオの「婚活を攻略するための10の方法」(2/4 ページ)

» 2013年10月22日 08時00分 公開
[古田ラジオ,Business Media 誠]

 私は、3つのネット婚活サイトに登録しました。そして、めぼしい女性に「ウィンク」を送りました。この「ウィンク」というのはサイトによって呼び名は違いますが、要は「あなたに気がありますよ」という意思を表明するもの。

 最初のころ、私はこの「ウィンク」を気になった人に送りました。つまり、自分からではなく、“相手からアプローチしてほしい”と思って行動していたわけです。しかもこの時の選択基準は「なるべく写真うつりのいい人」。ルックス重視で選んでいました。

 ですが、待てど暮らせど返信はやってきません。しばらくすると「ウィンク」はやるだけ無駄だということが分かったので、メールを直接送ることにしました。中にはサイト運営側が用意してくれたテンプレート(これが就活の「お祈りメール」そっくりの文面です)を使って返信してくれますが、ほとんどが連絡なし。就職活動における「サイレントお祈り」状態です(関連記事)

 婚活サイトで「この人はダメ」と思えば、ほとんどの場合メールの返信すらしません。そんな一方通行のメールをしばらく送っていると、返信が来ました。ルックス重視で選んでいるので、写真で見る限り「こんな美人が登録してるの?」というぐらいの美人です。彼女からは「今週なら○日に会える」と非常に積極的な返信がありました。

 この時点で、私は警戒すべきだったのです。その彼女から3回目に送られてきたメールには「今、父親のパソコンからメールをお送りしているのですが、調子が悪く修理に出すことになりました。修理の間、こちらのサイトに登録してメールをいただけないですか?」と書かれていました。ここで察しの良い人は、お分かりでしょう。この彼女はいわゆる“業者”と呼ばれる他の出会い系サイト業者だったのです。

キレイな女性からメールがきたけど……(写真はイメージです)

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