30〜60代の男性に聞く、楽器を始めたきっかけは?(1/2 ページ)

» 2013年09月26日 12時10分 公開
[Business Media 誠]

 楽器演奏を始めたきっかけは何ですか? 30〜60代の楽器演奏の経験がある男性に聞いたところ「好きな曲・演奏したい曲があったから」と答えた人が最も多く、運命的とも言える曲との出会いによって楽器演奏に駆り立てられた人が多いことが、イードの調査で分かった。

 年代別にみると、30代と50代は「好きなミュージシャンがいたから」、40〜60代は「友人・知人の影響で自分から始めた」が上位に。特徴的なのは、30〜40代の「親に習わされた」というもの。この世代あたりから子供の習い事として音楽が定着してきたようだ。また他の世代に比べて30代は「親の影響で自分から始めた」が多く、若い世代ほど親の存在が楽器演奏のきっかけにかかわっていることがうかがえた。

楽器を始めたきっかけ(出典:イード)

 また楽器によって始めるきっかけが異なっていて、ピアノは「親に習わされた」(58.1%)、アコースティックギターは「演奏したい曲があったから」(45.3%)、エレキギターは「好きなミュージシャンがいたから」(45.1%)がそれぞれトップ。ピアノは受動的である一方、ギター系は能動的なきっかけが多いようだ。

青春の思い出となっているミュージシャン

 青春の思い出となっているミュージシャンやバンドは? この質問に対し、全体のトップは「ザ・ビートルズ」。次いで「サザンオールスターズ」「吉田拓郎」だったが、年代別によって異なる結果に。30代は「Mr.Children」、40代は「サザンオールスターズ」、50代は「吉田拓郎」、60代は「ザ・ビートルズ」がそれぞれトップだった。

青春の思い出となっているミュージシャン(出典:イード)

 楽器を演奏することによってどのようなメリットが得られるのだろうか。若いころのメリットは「達成感を得られる」(60.3%)や「継続することの大切さを知った」(59.0%)など、「若さゆえの人生の教訓めいた、いわば心に関するものが上位にあがった」(イード)。一方、今期待されるのは「手先が器用になる」(80.9%)や「脳が活性化する」(80.7%)など、健康維持につながる身体に関することが目立った。

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