インタビュー
» 2013年09月25日 08時00分 UPDATE

これからの働き方、新時代のリーダー(後編):なでしこジャパン、はだしのゲン。誰にでも社会は変えられる――日本に上陸した署名サイトの狙いとは? (1/6)

ユーザー数4000万人。世界最大の署名サイト「Change.org」の日本版は、2012年夏にスタートした。『はだしのゲン』騒動の発火点となったChange.orgは、ネットの力を使い、どのように社会に働きかけようとしているのか? 代表のハリス鈴木絵美さんに聞いていく。

[吉岡綾乃,Business Media 誠]

リニューアル記念企画「これからの働き方、新時代のリーダー」

 「アクションリーダーの『知りたい!』に応えるオンラインビジネスメディア」を統一コンセプトとして、9月2日にリニューアルしたBusiness Media 誠 & 誠 Biz.ID。これから数カ月間、リニューアルを記念して、スペシャルインタビュー企画を掲載していきます。

 本企画では、Business Media 誠編集部と誠 Biz.ID編集部がそれぞれテーマを決めてインタビューや対談を行います。Business Media 誠では「アクションリーダーに会いに行く」、そして誠 Biz.IDでは「時代の変化に合った働き方」をテーマに、さまざまな識者の方にお話を聞いていきます。

 →リニューアル記念企画「これからの働き方、新時代のリーダー」バックナンバー


 ユーザー数、4000万人以上。世界最大の署名プラットフォーム「Change.org」(チェンジドットオーグ、参照リンク)は、誰でも無料で利用できる、ネットを利用した署名活動プラットフォームです。

 2013年8月、松江市教育委員会がマンガ『はだしのゲン』の描写が過激だとして、市の小中学校に閲覧制限を求めた問題を覚えている人は多いと思います。テレビや新聞にも大きく取り上げられた『はだしのゲン』閲覧制限問題、その発火点となったのが、2012年8月に日本に上陸したばかりのChange.orgでした。

 Change.org日本版の立ち上げメンバーとして尽力したのが、代表のハリス鈴木絵美さんです。大学卒業後、マッキンゼーのコンサルタントとして働き、2008年のバラク・オバマの大統領選挙にボランティアとして加わったことで、市民運動に興味を持つように。ネットを活用して社会にムーブメントを起こすことを仕事に選んだ彼女は、署名サイト「Change.org」の日本版ローンチの仕事を引き受けることになります。

 ハリス鈴木絵美さんとの対談、後編はChange.orgについて、そしてネット発のムーブメントで社会をよくしていくにはどうしたら良いか? について話し合います。

 →オバマ大統領が、本当に"change"したもの――Change.org日本代表 ハリス鈴木絵美さん(前編)

ay_change01.jpg Change.org日本代表、ハリス鈴木絵美さん(右)と、Business Media 誠編集長の吉岡綾乃(左)

日本上陸後、9カ月でユーザー数10万人を突破

吉岡: 日本版のChange.orgローンチはいつ頃から始まったのですか?

Emmy: 2012年の梅雨のころ日本に来ました。7月は米Change.orgのサイトを黙々と翻訳していました。日本語版βができたのは、8月です。

吉岡: では日本語版がオープンして1年ちょっとなんですね。現在、ユーザー数はどれくらいですか?

Emmy: 5月に10万人を突破しています。当初思っていたよりも速いペースで増えていますね。

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