宋文州さん
土肥:このままグローバル化が進めば、「日本人の給料が下がってしまう」といった指摘がありますよね。これまで日本人がやってきた仕事が賃金の安い新興国に奪われ、やがて彼らの賃金水準になってしまうと。
宋:もし日本人の給料がいまの新興国並の水準になったとしたら、それはあきらめないといけない。だって賃金が下がるというのは、日本人が付加価値の高い仕事をしていない証拠なんですから。それはしょうがないですよ。
いつまでたってもオープンにならず、“自分たちを守る”――そんなことばかり考えている。10年前と同じようなことをやっていて、その一方で、10年前と同じ立場を守ろうと思ってもそれは無理ですよ。
例えば、20歳の女性が、20年経てば40歳になりますよね。もちろん外見は変化していくのに、40歳の女性が20歳の振る舞いをしてもそれは無理がありますよ。
土肥:ぎゃ! なんだか炎上しそうな発言ですね(汗)。
宋:自分の顔を鏡で見てみろよ、と言いたい。
土肥:そ、そのへんでストップを……(大汗)。
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