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» 2013年09月17日 09時30分 UPDATE

NISA口座で非課税投資:2014年から始まるNISAってナニ? SBI証券で、メリットを聞いてきました (1/2)

2014年から「NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)」がスタートします。一度はこの言葉を聞いたことがある人も多いかと思いますが、一体どんなものなのでしょうか? FISCOリサーチレポーターの三井智映子が、SBI証券にお邪魔して「NISA」について詳しく聞いてきました。

[PR/Business Media 誠]
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 2014年から「NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)」がスタートします。NISAって何か、ご存じですか? 投資をしている人はもちろん、株や投信に興味がないという人でも、「自分の財産を減らしたくない、増やしたい」と思っている人なら、知っておくべきキーワードなんです。

 一言で言えばNISAとは、「税金がかからずにオトクに投資ができる制度」のこと。20歳以上の日本人なら誰でも使える制度ですが、でも上手に使うには知っておきたいポイントがいくつかあるんです。そこで今日は、SBI証券のシニアマーケットアナリスト・藤本誠之さんと経営企画部長・鈴木建さんに、FISCOリサーチレポーターの三井智映子がインタビューしてきました。もちろん内容は「NISA」についてですー。

yd_sbi06.jpg 初めて投資をされる方は、NISAとの相性がいいようですね

2014年から始まる「NISA」って何?

三井:早速ですが、2014年からスタートするNISAについて教えてください。

藤本:NISAは、英国の「ISA(個人貯蓄口座)」の制度を参考にした日本版ISAのことなんです。

三井:ということはNISAのNはNipponのNでしょうか?

鈴木:そうですね。NISAとは、新規投資のうち、1年間で100万円以内の資金で買った株式や株式投資信託(株式に投資可能な投資信託)で得た配当と譲渡益は原則として5年間に限り非課税にするというもの。非課税になるのは上場株式、株式投資信託の譲渡益・配当金のほかに、株価指数連動型上場投資信託(ETF)や不動産投資信託(REIT)も買えます。ただし、国債や預金は対象になっていません。

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三井:NISA口座で取引をすると、税金面で大きなメリットが受けられるということですね。「1年間で100万円まで」ということですが、もし株価が上がって100万円以上になってしまったらどうなるんですか?

藤本:それは問題ありません。あくまで買ったときの金額が100万円以内ということです。例えば100万円分のA社株を買ったとして、それが120万円になったとします。もうけは20万円ですよね。この利益の20万円にかかる税金は現在10.147%ですが、2014年からは20.315%になります。ところがNISA口座で取引をすると、税金がゼロになるので、売買益の20万円がそのままもらえる、ということになります。

三井:なるほど。例えば半年で100万円の株価が120万円になって、利益確定して売った場合は、もうその年の枠は使い切ったということですか?

藤本:そうです。毎年100万円ずつ非課税枠の設定ができるということです。ちなみに利用しなかった100万円の投資枠を、翌年に繰り越して利用することはできません。

三井:1年に1回しか買えないんですか?

鈴木:買い付け金額が100万円以内でしたら、何度でも買うことができます。投資期間内にいつ、いくら投資するかは自由。例えば毎月1万円ずつ投信を購入してもいいですし、株式を一度に100万円購入してもいいです。100万円までなら何度購入しても非課税になるので、少額投資をされる方にとってはオトクですね。

藤本:非課税期間は5年間で、毎年100万円ずつ口座を開けば、非課税枠は最大500万円まで拡大できますよ。最大10年間開設できます。

NISA口座の開き方

yd_sbi01.jpg 「NISA」ってたくさんのメリットがあるのですね

三井:NISAの専用口座を開くのに、どのような手続きが必要なのでしょうか?

鈴木:まず、証券口座を作る必要があります。それからNISAの専用口座を開く手続きをしていただきます。NISA口座を開設するには、日本に住む20歳以上の方で、2013年1月1日時点の住所が分かる住民票が必要ですね。すべての金融機関を通じて、1人1口座開設することができます。

三井:NISAってたくさんのメリットがあるのですが、一方、デメリットって何でしょうか?

藤本:他の口座との損益通算ができないことですね。NISAでは損することを想定していないんですよ。

三井:どういうことでしょうか?

藤本:通常、株式の売買では損が出る銘柄もあれば、利益が出る銘柄もあるので、損益は通算して税金を計算します。例えば20万円プラスの銘柄と10万円マイナスの銘柄があったら、合わせて10万円のプラスの税金を支払えばいい。ですが、通常の口座で20万円プラスで、NISA口座で10万円マイナスだった場合、損益通算ができないので20万円プラス分の税金を払う必要があるんです。

三井:なるほど。あと、NISAは新規購入分のみと聞いていますが?

鈴木:はい。すでに保有済みの株式や投信を、新たにNISA口座へ移すことはできません。すでにお持ちの上場株式、投資信託は対象にならず、これから行う新規の投資だけが対象になりますね。

NISA口座のポイント:

(1)非課税になるのは上場株式・株式投資信託の譲渡益・配当金など

(2)対象は日本に住む20歳以上の方

(3)最大500万円の投資額に対して最長5年間が非課税

(4)開設できるNISA口座は1人1口座


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