消費傾向を見てみると「買い物をするのは楽しいこと」だと思っており、「次から次へと欲しいものが出てきて困る」と考えています。このあたりの価値観は「ショッピング」が好きという結果と符合します。思われたいセルフイメージは「穏やかな」「懐が深い・包容力のある」が高く、他に「飾らない」「優しい」などの言葉の対比倍率が高くなっています。
好きなブランドは「リーボック」などのスポーツファッション系や「リーバイス」「Lee」などのジーンズカジュアル系です。また、ファッションや雑貨、文具などの広範囲にわたり「無印良品」が出てきています。それと、出現率そのものは高くなく、なぜかは分かりませんが、お茶系飲料の「ジャワティー」の対比倍率が突出して高かったのが目を引きます。
ファッションの嗜好については、ペルソナイラストを掲載しますのでご確認下さい。
「ジブリ男子」はアニメを中心とした「エンタメ系」が大好きで、お菓子や飲料、デジタル家電への関心の高さから、昔よく言われていた「カウチポテト族」※に近い人たちなのかも知れません。しかし、いわゆる「引きこもり」と違うのは「ショッピング」が好きで「ショッピングモール」や「雑貨・インテリアショップ」によく出かけている点です。
対人的には「優しく」「穏やか」で、「懐が深く・包容力がある」「飾らない」などのセルフイメージから、争いや競争を嫌い、他人に対し良い印象を与える人たちと言えるでしょう。行動や興味関心が女性的である点から見て、外見的な男らしさは無いかも知れませんが、芯が強い男らしさを求めているのかも知れません。そんな所から「いい意味で草食系」な人たちと言えそうです。(コプロシステム 商品計画研究所 大久保惠司)
※この記事は、誠ブログの「ジブリ男子」ってどんな人? データから見るペルソナ図鑑(28)より転載、編集しています。
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