イクメンは子供と一緒に自分も楽しめる育児が好き育児はアクティブに楽しむ

» 2013年09月06日 15時15分 公開
[Business Media 誠]

 イクメン――育児に積極的にかかわり、楽しんでいる男性を指す言葉として定着した感もある。もっともこの言葉が使われ始めたのは2010年ごろ。男性の育児に対する意識はどう変わったのか? イクメン雑誌『FQ JAPAN』が実態調査を行った。

 週末にどのような育児に協力したいのかと尋ねたところ、「外遊び」(84.2%)、「おうち遊び」(77.2%)、「お風呂」(75.3%)、「お散歩」(69.6%)という回答が多かった。食事やおむつ替え、寝かしつけといった“世話”よりも、子供と一緒に自分も楽しみたいことをやりたがっているようだ。

週末どのような育児に協力したい? 週末どのような育児に協力したい?(出典:FQ JAPAN)

 また、子供の成長を記録に残すべきかどうかを聞いたところ、ほぼ全員が「残したい」と回答。スマートフォンの普及によって簡単に動画を記録できるようになったこともあり、「静止画で残す」(37.3%)よりも「動画で残す」(57.0%)と答えた人の方が多かった。しかし、大切なシーンは「ビデオカメラ」(82.2%)で記録しているようだ。

動画 動画で記録を残すときに使うものは?(出典:FQ JAPAN)

 FQ JAPANの畑山護之編集長は、「父親ならではの育児として、外遊びを中心にとても『アクティブ』な育児を実践している。これを『育児』×『アクティブ』=『イクティブ』として、新たな育児スタイルの象徴ととらえたい」とコメントする。

 インターネットを使った調査で、子供のいる男女217人(男性158人、女性59人)が回答した。調査期間は2013年8月17〜21日。

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