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» 2013年07月31日 13時00分 UPDATE

ビジネス英語の歩き方:ウォール・ストリート・ジャーナルのススメ (1/3)

ビジネス英語に強くなりたいならば、英語メディアに直接触れることが近道です。とはいえ、日本語訳がないとハードルが高いのも事実。そこでオススメなのが日本語サイトもあるWSJなのです。

[河口鴻三,Business Media 誠]

「ビジネス英語の歩き方」とは?

英語番組や英会話スクール、ネットを通じた英会話学習など、現代日本には英語を学ぶ手段が数多く存在しています。しかし、単語や文法などは覚えられても、その背景にある文化的側面については、なかなか理解しにくいもの。この連載では、米国で11年間、英語出版に携わり、NYタイムズベストセラーも何冊か生み出し、現在は外資系コンサルティング会社で日本企業のグローバル化を推進する筆者が、ビジネスシーンに関わる英語のニュアンスについて解説していきます。

 →「ビジネス英語の歩き方」バックナンバー


WSJ ウォール・ストリート・ジャーナル

 ビジネスで使う英語に強くなるためには、何といっても英語のメディアに直接触れることが一番です。いまではオンラインに、しっかりしたビジネス英語の情報があふれています。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、その代表格といえるでしょう。活用しない手はありません。

 いうまでもなくWSJは米国を代表する経済紙で、発行部数もニューヨーク・タイムズなど、他の主要紙の倍くらい(約250万部)あります。日本と違って、米国には全国紙と呼ばれる新聞がほとんどなく、唯一といっていい一般紙「USA Today」と並んで、このWSJは貴重な存在です。

 世界的には、英国のフィナンシャル・タイムズも多くの読者を抱え、グローバルメディア的存在になっていますが、米国を代表する経済紙としては何といってもWSJ。Webサイトに行けば主な経済関連ニュースがすぐに読めるのはありがたい限りです。

米国視点から日米関係を冷静に見られる

 WSJを読むことをお勧めする理由はいろいろありますが、日本語でも読める唯一のメジャーなメディアという点は無視できません。米国、欧州、アジアのビジネス、経済に関するニュースをチェックするのには非常に便利ですし、日本のビジネス、経済を米国の視点から見るとどうなるかを知るためには、実にありがたい存在です。

 例えば、最近の日米間の大きな話題に、次期駐日大使にキャロライン・ケネディ氏が決まったというものがありました(参照リンク)。これが米国ではどう報じられているでしょうか。まずは日本語でさっと目を通しておけば、あとから英語の原文を読むことが簡単になります。

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