スイッチを入れるだけで、室内を自動的に掃除してくれるロボット掃除機。シード・プランニングがまとめた調査研究リポートによれば、2018年の市場規模は2012年比の2.3倍となる90万台が見込まれる。
2012年度のロボット掃除機の販売台数はおよそ38万台。メーカー別のシェアでは73.6%に当たる28万台を「ルンバ」(iRobot)が占め、以下「ココロボ」(シャープ、8.7%)、「スマーボ」(東芝、6.6%)と続く。リポートでは2005年から縮小傾向にあった国内掃除機市場が2010年から微増に転じたのはロボット掃除機の伸びによるものと推測する。
ロボット掃除機の購入理由は「便利そうだった」(60.5%)、「掃除が楽になると思った」(50.8%)が上位に並んだ。一方、非購入者を対象にロボット掃除機のイメージを尋ねたところ、「価格が高い」(63.0%)、「ちゃんと掃除してくれるか心配」(62.3%)、「電気掃除機に比べて吸引力が弱そう」(40.0%)という回答が寄せられた。
アンケート調査は購入者400人、非購入者300人を対象に実施。リポート全体の調査期間は2013年2〜7月。
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