「メッツ コーラ男子」と「コカ・コーラ男子」を比較してみた――データから見るペルソナ図鑑消費者理解コトハジメ(2/3 ページ)

» 2013年06月24日 08時00分 公開
[大久保惠司,Business Media 誠]
誠ブログ

甘いものが好きな人たち

 「メッツ コーラ男子」も「コカ・コーラ男子」も、どちらもお菓子の関心度が高くなっています。男性全体の平均ラインと比較して、メッツ コーラ男子は約2倍、コカ・コーラ男子は約1.4倍の対比倍率となり、お菓子好きな面が見えてきます。スナック菓子やチョコレート菓子をバリバリ食べて、コーラをグビグビ飲む姿が目に浮かんできます。

 甘い物が好きな特徴は、お酒の嗜好にも現れています。よく飲むお酒を見ると、両者ともに「チューハイ」「カクテル」を飲んでいる人たちが多く、どちらかと言うと甘いお酒が好みのようです。

 「メッツ コーラ男子」は、食べることへのこだわりが一層強い一面もみせています。趣味を見てみると「グルメ」と答えている人が、男性全体と比較して対比倍率が1.9倍。「料理」と答えている人は男性全体と比較して対比倍率が1.8倍。興味関心事では「お菓子・食品」「外食・グルメ」「家事・料理」など、飲食に関することが軒並み高く現れています。このあたりは、女性的な嗜好が強く出ていると言ってもいいでしょう。ちなみに、「健康・医療」と「美容」も男性全体と比較すると1.3〜2倍以上の対比倍率となっています。