首都圏に住む20代に聞く、クルマは自分らしさを表現していますか

» 2013年05月13日 07時59分 公開
[Business Media 誠]

 首都圏に住む20代の男女で、クルマの免許を取得している人はどのくらいいるのだろうか。20代の免許保有率は71.4%、取得に積極的な5.8%を加えれば、約8割のレベルに達していることが、朝日大学マーケティング研究所の調査で分かった。年代別にみると、20代は30代前半に比べて、男性で3.9%、女性で8.2%下回るが、「20代には取得に積極的な予備軍がおり、これを考慮すれば、将来的には30代前半並になっていくと思われる」(朝日大学マーケティング研究所)

 次に自分らしさを表現する持ち物を聞いたところ、男性のトップは「スマートフォン、携帯電話」(17.3%)。次いで「PC、タブレット」(13.6%)、「バッグ、リュック」(8.9%)と続き、「クルマ」(5.8%)は4位にランクイン。一方の女性も「スマートフォン、携帯電話」(18.0%)と答えた人が最も多く、次いで「バッグ、リュック」(16.2%)、「服」(9.5%)、「財布」(6.8%)、「アクセサリー」(4.5%)という結果に。「『クルマ』は男性の4番目に挙げられたが、女性ではほとんど指摘がなかった。クルマはステイタスを表すと言われることもあるが、20代ではそのような意識が弱い」(同)

自分らしさを表現する持ち物(出典:朝日大学マーケティング研究所)

クルマ保有層はプライベート行動がアクティブ

 プライベートで気軽に会う友人の数は? この質問に対し、クルマ保有層で6.40人、非保有層で4.65人だった。またクルマ保有層は非保有層に比べて、外出頻度が高い。プライベートでの外出頻度が月2回以上という人は、保有層で72.5%、非保有層で55.%。「保有層はプライベートをアクティブに過ごしている。友人数が多ければ外出頻度も多くなり、よってクルマの必要性が高まる。アクティブな20代には、クルマは価値ある移動手段であり、生活に欠かせない道具になっているのでは」(朝日大学マーケティング研究所)と分析した。

プライベートで気軽に会う友人(出典:朝日大学マーケティング研究所)

 インターネットによる調査で、首都圏在住の20代男女413人が回答した。調査期間は1月7日から11日まで。

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