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» 2013年04月13日 08時00分 UPDATE

投資4コマ漫画『カブ・ジェネレーション』:過熱する株式市場、でも冷静さを失ってはダメ!

毎週土曜連載でお送りしている『カブ・ジェネレーション』。株高で浮かれるあずさ。そんな彼女にアドバイスするはるかですが……。

[雄山スズコ,Business Media 誠]
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 日銀の総裁が黒田さんになって、本格的な金融緩和策が打ち出されました。これに市場が反応して、円安、株高がぐっと進みました。外貨を持っていれば円換算での価値が上がり、株を持っていれば含み益がふくらんで、うれしい限りですね。

 ほとんどの銘柄の株価が上がっているので、以前チェックしていた水準より高いと感じて新たに株を買うにはちゅうちょしていいはず。ですが、上がった株を売って利益を出したり、含み益の金額を見ただけで気が大きくなったりすると、さらに株を買いたくなってしまいます。これだけ株価が上がると利益も結構な金額になっているので、「ひとつ大型株でも買ってやるか……」という気になってしまってもおかしくありません。思い返せば、欲しいけれど我慢していた銘柄はたくさんあるのです。急カーブで上昇する株式市場、この角度を保って上がっていってくれるなら、今買ってもまだ上がるはず。1つと言わず2つでも、3つでも……。

 しかしこの感覚、何か覚えがあるんですよね。筆者がお見合いパーティーでモテたとかそういう話はありません。ライブドアショックの直前、「他の株の含み益もあるし、相場も悪くないからとにかく 買っちゃえ!」と、まさにそのライブドア株を買ってしまったり、リーマンショック前にも大型株を売買していて暴落で大変な損を出したり、そんな個人的な体験がございます。調子に乗っていて、いきなり正面からパンチを食らった感覚です。

 盛り上がりが激しいほど、崩れるとショックも大きいもの。もちろん景気はいいほうがいいに決まってますから、できれば相場の上昇は続いてほしい。しかし上がり続けてバブルになるのもまたよくないですし、いつか下降が来るかもしれないと心の隅で備えておくことは大事なのではないかと思います。

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編集Hのつぶやき

ちなみにこの株高を演出した日本銀行の株も買えるのですが最低でも700万円ほど必要だったりします……。


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著者プロフィール:雄山スズコ

漫画家兼投資家。政治経済ジャンルに主に生息。2004年から投資を始める。中国株、日本株、各種外貨資産などさまざまな金融商品で痛手を負うが、こりずに挑戦中。著書に『政治萌え!〜国会ゆるゆる観察日記』(司書房)。2008年3月〜2011年12月に日本経済新聞紹介サイト「nikkei4946.com」で4コマ&コラム「まんがで見るキーワード」を連載。公式サイト「桃熊薬局」。著作一覧はこちら。即売会参加情報:5月4日、東京ビッグサイト、東1ホール オ-48b。


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