4月6~7日の「春の嵐」に関するニュースや天気予報などを事前に見聞きして、危機感を覚えた人はどのくらいいたのだろうか。首都圏に住んでいる人に聞いたところ「危機感を感じて備えをした(台風並の備え+それなりに)」という人は54.7%と半数を超えていることが、マクロミルの調査で分かった。
実際に「春の嵐」を体験してみて、「備えは十分だった」という人は89.2%。理由としては「ベランダに置いていたモノを部屋の中に入れて、ほとんど被害がなかった」「外出したが、情報を十分確認して移動したので支障がなかった」「前もって買い物や用事を済ませておいたので、外出せずにすんだから」といった声があった。一方、「備えは不十分だった」(10.8%)人にも理由を聞いたところ「傘をとばされて壊してしまった」「電車が徐行運転することを読めなかった」といった意見があった。
「春の嵐」が来る前に、どのような備えをしていたのだろうか。この質問に対し、「外出する用事を済ませておいた」(48.5%)がトップ。以下「家の周りにあるモノを風で飛ばされないようにした」(43.9%)、「食料を買い込んでおいた」(26.3%)と続いた。その一方で「特に備えはしなかった」人は28.0%だった。
「春の嵐」が来る土日に予定があった人は、その予定を変更したのだろうか。「変更した」のは45.2%に対し、「変更しなかった」は54.8%。「変更した」人に、どのように予定を変更したのかを聞いたところ「外出を控えて自宅で過ごした」(77.6%)が断トツ。このほか「近場で用を済ませた」(15.1%)という人も目立った。
インターネットを使った調査で、首都圏に住む男女1000人が回答した。調査期間は4月7日から8日まで。
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