意識を高めるときは「Be careful!」より「Let's focus」ネイティブに伝わるビジネス英語(2/2 ページ)

» 2013年03月27日 08時00分 公開
[デイビッド・セイン,Business Media 誠]
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受注・発注時に活用頻度の高い表現

 ここからは、いくつか例文を紹介します。

見積もり

  • Could you e-mail me an estimate with your best possible price? (見積もりを出してもらえますか?)

 Could you give us an invoice?でもOKですが、with your best possible price「できる限り最善の価格で」を加えると、こちらが値段のことを気に掛けていることが相手に伝わります。


  • Okay, let's go with this estimate. (ではこの見積もりでお願いします。)

 例文は口語的な表現。もっとビジネスライクにしたいのであればWe have decided to accept this proposal.


商品の発注

  • We hereby place an order for Model 882(1 unit), for delivery by August 18, 2013. (882モデル(1組)を発注いたします。2013年8月18日までに納品をお願いします。)

 簡単な依頼であれば、Please make this product.でもOKですが、発注などでは慎重になることが大切。


  • We need it delivered by April . Will that be okay? (納期は4月2日でお願いします。)

 「4月2日までに配送してもらわなければなりませんが、大丈夫でしょうか?」のように伝えます。needであれば「必要性」が強調されます。Will that be okay?できちんと相手の意向も尋ねましょう。


商品の受注

  • Is this the one you'd like? I think you've made a good choice. (この商品ですね? 分かりました)

 This one. Okay.でもOKですが「こちらがご希望の品ですね。よい選択だと思います」のように言えば相手も安心します。


  • Did you get the order form I sent on March 5? (3月5日に注文書をお送りさせて頂きたいのですが)

 「3月5日に送付をしました注文書は受け取って頂けましたか?」のように日付を述べてやわらかく伺います。


時間に関して

  • Could you move the delivery date to September 12? (9月12日までにこちらを急ぎで仕上げてもらえますか?)

 「9月12日に配送日を前倒しして頂けますか?」と具体的にはっきり聞きましょう。


  • So I can plan the next stage, by what time can you finish it? (あとどれくらいかかりそうですか?)

 How much longer will it take? はちょっとイライラしている良い方になります。「それで、次の段階を考えますので、何時ごろに終わりますか?」という感じで、待っていることを伝えましょう。


商品の搬入

  • Delivering your order this way is the safest. (こういった形で搬入させて頂きます。)

 Please let me deliver your order this way.だと、自分の都合を全面に押し出しているように聞こえます。あくまで顧客のためという姿勢を貫きましょう。


  • If it breaks during shipping, will you reimburse me? (割れ物ですので気を付けて搬入してください。)

 「もし輸送中に壊れたら、払い戻しはして頂けますか?」と事前に責任の所在を明確に。相手が了承しても、Could you send me that information in writing?「書面でいただけますか」と一言つけ加えればさらに安心です。



 次回は、イベントなどのプロモーション時によく使われるフレーズを紹介します。

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