ここからは、いくつか例文を紹介します。
- Could you e-mail me an estimate with your best possible price? (見積もりを出してもらえますか?)
Could you give us an invoice?でもOKですが、with your best possible price「できる限り最善の価格で」を加えると、こちらが値段のことを気に掛けていることが相手に伝わります。
- Okay, let's go with this estimate. (ではこの見積もりでお願いします。)
例文は口語的な表現。もっとビジネスライクにしたいのであればWe have decided to accept this proposal.
- We hereby place an order for Model 882(1 unit), for delivery by August 18, 2013. (882モデル(1組)を発注いたします。2013年8月18日までに納品をお願いします。)
簡単な依頼であれば、Please make this product.でもOKですが、発注などでは慎重になることが大切。
- We need it delivered by April . Will that be okay? (納期は4月2日でお願いします。)
「4月2日までに配送してもらわなければなりませんが、大丈夫でしょうか?」のように伝えます。needであれば「必要性」が強調されます。Will that be okay?できちんと相手の意向も尋ねましょう。
- Is this the one you'd like? I think you've made a good choice. (この商品ですね? 分かりました)
This one. Okay.でもOKですが「こちらがご希望の品ですね。よい選択だと思います」のように言えば相手も安心します。
- Did you get the order form I sent on March 5? (3月5日に注文書をお送りさせて頂きたいのですが)
「3月5日に送付をしました注文書は受け取って頂けましたか?」のように日付を述べてやわらかく伺います。
- Could you move the delivery date to September 12? (9月12日までにこちらを急ぎで仕上げてもらえますか?)
「9月12日に配送日を前倒しして頂けますか?」と具体的にはっきり聞きましょう。
- So I can plan the next stage, by what time can you finish it? (あとどれくらいかかりそうですか?)
How much longer will it take? はちょっとイライラしている良い方になります。「それで、次の段階を考えますので、何時ごろに終わりますか?」という感じで、待っていることを伝えましょう。
- Delivering your order this way is the safest. (こういった形で搬入させて頂きます。)
Please let me deliver your order this way.だと、自分の都合を全面に押し出しているように聞こえます。あくまで顧客のためという姿勢を貫きましょう。
- If it breaks during shipping, will you reimburse me? (割れ物ですので気を付けて搬入してください。)
「もし輸送中に壊れたら、払い戻しはして頂けますか?」と事前に責任の所在を明確に。相手が了承しても、Could you send me that information in writing?「書面でいただけますか」と一言つけ加えればさらに安心です。
次回は、イベントなどのプロモーション時によく使われるフレーズを紹介します。
- ビジネスで使うと危ない(?)6つの英語の慣用句
日本語でも活用されることがある、英語の慣用句。しかし、ネイティブからすると、違和感を覚えるものもあるようです。今回はそんなビジネスで気軽に使うと危ない英語の慣用句を紹介します。
- やはり英語は必要なのか? 日本人にとっての壁
「英語がうまく話せない。なんとかしなければ」と思っている人も多いのでは。「社内公用語は英語」「グローバル化が加速」といった言葉を目にするが、ビジネスパーソンにとって英語はどこまで必要なのだろうか。
- 中国語人気に陰り? 学習したいと思っている言語
英語以外で、あなたが学習したいと思っている言語は何ですか? 全国の男女に聞いたところ「中国語」がトップ。ただ昨年の調査結果と比べると、「中国語」と答えた人は大幅に減少した。イーコミュニケーション調べ。
- 予約不要でいつでも英会話、ロゼッタストーンのオンラインプログラム正式販売
ロゼッタストーン・ジャパンは、オンライン英会話プログラム「Rosetta Stone ReFLEX」の正式販売を開始。予約不要でいつでも英会話ができるなど、日本人の英会話へのハードルを越える製品だという。
- 英語で話しかけられたら、どんな反応をしますか?
「人材のグローバル化」「社内公用語は英語」といった動きがあるが、このことに焦りを感じている人はどのくらいいるのだろうか。20〜40代の男女に聞いたところ「焦りを感じる」と答えた人は57.5%だった。ロゼッタストーン・ジャパン調べ。
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