入社後、配属された職種・部署が希望するところだった人はどのくらいいるのだろうか。転職をしたことがない人は希望に関わらず、61.3%が「自分に合っている」と感じたのに対し、入社3年以内に転職した人は40.0%にとどまった。
「会社としては配属先に対して全ての新人の希望をかなえてあげるというのは現実的には難しい。だからこそ、本人の適性をよく見たうえで『自分に合っている』と感じることができる配属先へ配属できるよう、慎重にマッチングすることが重要だ」(リクルートマネジメントソリューションズ)
「配属先は自分に合っている」と答えた人がそう感じるのは、どの要素が一番大きく影響しているのだろうか。転職経験の有無に関わらず、「配属先は自分に合っている」と感じた人では「上司」(14.3%)と答えた人が少なかったのに対し、「配属先は自分に合っていない」人では40.5%に跳ね上がった。「入社1年目の新人にとって、最初の上司は社会人人生の親のような存在。期待が大きい分、小さな失敗や誤解でも大きくマイナスに働くのかもしれない」(同)
インターネットによる調査で、社会人暦4年以上のビジネスパーソン300人が回答した。調査時期は2月。
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